今日の聖句 2月24日(水) あなたの救いの喜びを、私に返し、喜んで仕える霊が、私をささえますように。 詩篇51:12 神は、私たちが御怒りに会うようにお定めになったのではなく、主イエス・キリ ストにあって救いを得るようにお定めになったからです。 1テサロニケ5:9 ************************************* 今週のテーマ:ゆるし きょうの聖書:ローマ14:1-12 ローマ人への手紙14章1節と10節 あなたがたは信仰の弱い人を受け入れなさい。その意見をさばいてはいけません。 それなのに、なぜ、あなたは自分の兄弟をさばくのですか。また、自分の兄弟を 侮るのですか。私たちはみな、神のさばきの座に立つようになるのです。 「批判してはいけない」 パウロはローマ人への手紙の中で繰り返して他の人を裁いてはいけないと教えて います。それは、私たちはみな、神のさばきの座に立つようになからだと説明し ています。裁くという罪を犯すならその罪のために私たちは有罪になるのです。 信仰の弱い人とは、これからクリスチャンになろうとしている人も含めて、すべ ての人のことです。 当時の教会の中に、その宗教的な背景や文化的な背景から、野菜しか食べない人 がいたり、また何でも食べられる人もいました。ある日を特別な日として重要視 する人もいれば、そういうことに無頓着な人もありました。そして、そういう違 いをもとにして、大きな亀裂や分裂の危険ができてしまうほど、軽蔑や反目が生 まれたのです。 人は自分と違うものを重要視したり、自分の行動パターンと合わない人たちをな かなか許したり、受け入れたりすることが難しいのです。パウロは、お互いが、 それらの違いを持っているとしても、それぞれの存在を許してくださっているの は、神様ご自身であり、その人たちも神のしもべとして生きているわけだから、 軽蔑したり、断罪してしまってはならないと教えています。 弱いと思われる人たちも信仰の人であり、どういう行為についても、その背後に 神様への配慮があり、神様を思ってそういう決断をしているわけだから、それを 尊重するようにと教えているのです。自分は必要以上にある人を軽蔑的に見てい ないだろうかと自分自身の在り方を吟味する必要かもしれません。 祝福を祈ります。