今日の聖句 2月21日(日) 川がある。その流れは、いと高き方の聖なる住まい、神の都を喜ばせる。神はそ のまなかにいまし、その都はゆるがない。神は夜明け前にこれを助けられる。 詩篇46:4-5 このキリストにあって、あなたがたもともに建てられ、御霊によって神の御住ま いとなるのです。 エペソ2:22 ************************************* 今週のテーマ:ゆるし きょうの聖書:マタイ18:21-35 マタイの福音書18章21節22節 ペテロがみもとに来て言った。「主よ。兄弟が私に対して罪を犯した場合、何度 まで赦すべきでしょうか。七度まででしょうか。」イエスは言われた。「七度ま でなどとはわたしは言いません。七度を七十倍するまでと言います。・・・」 「無限に赦すこと」 当時、ユダヤ教の教師達は、罪を犯した兄弟を三度まで赦せ、と教えていました。ペテロは その2倍以上の「七度」で良いでしょうか。と問うたわけです。七度とは、「完全に」「ど こまでも」という意味です。しかし、ペテロは誤解し、イエス様から褒められると思って、 七回までで良いでしょうかと訊いたのです。 そもそも「七度までですか」と問う腹の底には、その回数までは赦すがその限度を超えたら 後は腹を立てても良かろう、という気持ちが潜んでいます。そこでイエス様はまだかまだか と指折り数えて待ち構える態度を捨てさせるために「七度を七十倍するまで」と数え切れな い490回先までだと言い、数えることをやめなさいと教えられました。 主の祈りに「私たちの負いめをお赦しください。私たちも、私たちに負いめのある人たちを 赦しました」とあります。神様からの赦しを得るためには私たちが人を赦すことが絶対条件 になっているのです。「赦さない」という気持ちを持っているだけで、人間は病気になると さえ言われています。 私たちは、赦すことによって神様から赦されます。神様はイエス様の十字架と復活によって 私たちを完全に赦していてくださいますが、私たちの「赦さない」という罪は私たちを地獄 のどん底に突き落とします。キーワードは「赦し」です。「赦さない」ことこそ悔い改めな ければならない重要項目です。私たちは赦されないと生きていけませんし、赦さないと苦し くてたまらなくなるのです。 祝福を祈ります。