今日の聖句 2月8日(月) 民は王に祝福のことばを述べ、主がそのしもべダビデと、その民イスラエルとに 下さったすべての恵みを喜び、心楽しく彼らの天幕へ帰って行った。 1列王記8:66 すべてのことはあなたがたのためであり、それは、恵みがますます多くの人々に 及んで感謝が満ちあふれ、神の栄光が現れるようになるためです。 2コリント4:15 *************************************** 今週のテーマ:神の完全 きょうの聖書:ヨハネ3:16-21 ヨハネの福音書3章16節17節18節 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子 を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。 神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救 われるためである。御子を信じる者はさばかれない。 「完全な愛の賜物」 昔、イスラエル民族が生まれる前、神様はアブラハムに一子イサクを犠牲に捧げ なさいと命じました。イサクはイスラエルの生みの親になるべき存在でしたがア ブラハムは自分の子よりも神様を愛し、神様を掛けがえのない最も大切なものと 考えて一子イサクを犠牲にする決心をしました。一人息子を他人の犠牲にすると いうことはできないことです。 今、神様はご自分のひとり子イエス様を私たち罪深い人間のために犠牲にしてく ださいました。アブラハムが神様を愛した以上に、神様は私たちを愛されている のです。私たち一人一人の罪人は、神様の目から、ひとり子イエス様と同じよう に大切だと、いいえ、それ以上に愛していると熱い視線で見られているのです。 滅びるという言葉は「我と我が身を見失う」という意味です。「迷える子羊」と いう表現がありますが、自分がどこにいるか分からなくなった状態、帰り道を失 ったということが滅びたということです。前途を悲観するという言葉が「絶望」 を意味する言葉として使われていますが、似た使われ方だと思います。私たちは 絶望から希望へと救われたのです。 永遠のいのちを持つとは、直接的に「キリストと共に生きる」ということです。 イエス様の別名はインマヌエルで「神は私たちとともにおられる」と訳されてい ます。限りない愛をもって愛していてくださるイエス様と共に生きるということ 以上に大きな幸せがあるでしょうか。私たちはイエス様によって私たちのお父様 である神様の御前に復帰できたのです。完全な愛の賜物です。 祝福を祈ります。