今日の聖句 1月30日(土) 正義を、ただ正義を追い求めなければならない。 申命記16:20 あなたは、これらのことを避け、正しさ、敬虔、信仰、愛、忍耐、柔和を熱心に 求めなさい。 1テモテ6:11 ************************************** 今週のテーマ:神の招き きょうの聖書:イザヤ6:1-13 イザヤ書6章7節8節 彼は、私の口に触れて言った。「見よ。これがあなたのくちびるに触れたので、 あなたの不義は取り去られ、あなたの罪も贖われた。」私は、「だれを遣わそう。 だれが、われわれのために行くだろう」と言っておられる主の声を聞いたので、 言った。「ここに、私がおります。私を遣わしてください。」 「個人的な受けとめ」 これは、イザヤが神様から預言者として召されたときのことです。イザヤは自分 が汚れた存在であり、神様のみことばを語るには相応しくないと考えていました が、幻の中に天の使いが現われて、祭壇の上から火ばさみで取った燃えさかる炭 をイザヤの唇に当て「あなたの不義は取り去られ、あなたの罪も贖われた」と宣 言したのです。 天使の「だれを遣わそう」という声に、イザヤは「ここに、私がおります。私を 遣わしてください」と応召したのです。天使が告げた「あなたの不義は取り去ら れ、あなたの罪も贖われた」という言葉をイザヤが神様から自分に向けて語られ た言葉として受けとめたので、イザヤは預言者として立ち上がることができたの です。 この時期は、北のイスラエル王国がアッシリヤに攻め滅ぼされる25年ほど前の ことです。更に、その150年後にはイザヤの属す南のユダ王国がバビロニヤに 滅ぼされます。滅亡に向かうイスラエル人に神様のみことばを語ることがイザヤ に与えられた使命でした。 イザヤは自分に語られた神様の言葉は自分にに与えられたものとして受けとめ、 イスラエルに与えられた言葉は神様からイスラエルに与えられたみことばとして 率直に取り次ぎました。私たちにとっても神様のみことばを神様から自分に向け て語られているものとして受けとめることが肝心です。神様は私たち一人一人に 招きの声をかけています。聖書は個人的に読むことが求められているのです。 祝福を祈ります。