今日の聖句 1月29日(金) 私たちもあなたがたといっしょに行きたい。神があなたがたとともにおられる、 と聞いたからだ。 ゼカリヤ8:23 この人たちがガリラヤのベツサイダの人であるピリポのところに来て「先生。イ エスにお目にかかりたいのですが。」と言って頼んだ。 ヨハネ12:21 ************************************* 今週のテーマ:神の招き きょうの聖書:マタイ11:25-30 マタイの福音書11章28節29節30節 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたし があなたがたを休ませてあげます。わたしは心優しく、へりくだっているから、 あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたま しいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからで す。 「恵みと憐れみの愛」 これは直接的にはユダヤ教の律法に縛られて自由を失ってしまったユダヤとエル サレム民衆を神様の愛の中へ招く言葉です。更に「すべての疲れた人、重荷を負 っている人」への招きであり、キリストによる安息の保証です。聖書を読んで神 様とキリストを知り始め「ああしろ・こうしろ」という多数の戒めの重圧にあえ いでいる人も、自分の罪深さに気づいて苦しんでいる人も「キリストのもとに来 なさい」と招いている言葉です。 聖書で言う「休み」とは、堕落と迷いの道から離れて、成長と成熟への段階に入 ることです。それは、罪の赦しを得て神様の御国への道に進み始めるということ でもあります。イエス様の優しさと謙遜さにふれるとき私たちの心は憩い、安ら ぎ、そして活力を得ます。「慈しみ深きともなるイエスは罪とが憂いを取り去り たもう」と賛美歌で歌われているとおりです。 くびきとは牛馬などの首に掛けて、畑を耕す「すき」という道具をひかせたり、 荷車をひかせたりする、動物用の農機具です。心優しく、へりくだっているイエ ス様は「恵み深く、憐れみ深い」というくびきを持っています。イエス様はその くびきを私たちに一緒に負わせてくださり、イエス様の生き方を学ばせてくださ います。 イエス様のくびきである「恵みと憐れみの愛」は私たちの重荷とはなりません。 人々に「安息」をもたらす、喜ばしいものです。イエス様につながり、イエス様 の「優しさと謙遜」を学びつつ「恵み深く、憐れみ深い」方向に向いて信仰の歩 みを前進させていきたいと思います。イエス様がそばにいて導いてくださるので す。 祝福を祈ります。