今日の聖句 1月22日(金) 主に感謝して、御名を呼び求めよ。そのみわざを国々の民の中に知らせよ。 詩篇105:1 私たちがあなたがたの向こうの地域にまで福音を宣べ伝えるためで・・・す。 2コリント10:16 ************************************** 今週のテーマ:献げる きょうの聖書:ヨブ1:20-22 ヨブ記1章20節21節22節 このとき、ヨブは立ち上がり、その上着を引き裂き、頭をそり、地にひれ伏して 礼拝し、そして言った。「私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこ に帰ろう。主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。」ヨブはこのよ うになっても罪を犯さず、神に愚痴をこぼさなかった。 「神様の主権」 ヨブが被った試練は、略奪者によって子どもたちがすべて殺され、全財産を奪わ れるという悲惨なものでした。ヨブの考えは「生まれたときは無一物だったのだ から、再び、無一物になって天国へ帰るだけだ」ということでした。この状況で 創造主を賛美するヨブの信仰は輝いています。 上着を引き裂き、頭をそり、地にひれ伏したという姿にヨブの悲しみと苦しみが 表れています。これでヨブが如何に家族を愛していたかがわかります。私たちの 感情も神様によって造られたものなので、感情をおもてに表わすことは決して罪 ではないのです。むしろ心の平衡が保たれるのです。 ヨブは大事なものを失ってしまいましたが、神様の権限である生殺与奪権を正し く認めることによって神様への対応を間違えませんでした。創造者の主権とは、 私たちの想像をはるかに超える大きなものなのです。ヨブは神様が何を与えてく ださるかではなく、神様が神様であるから神様を愛すという姿勢を示すことがで きたのです。 私たちの人生は丸ごと主権者である神様の御手の中にあるのです。神様の主権に 身を委ねて生きていくことが信仰生活であり、信仰によって歩むということなの です。神様の基本方針を良く理解して、基本方針に添って生きていくときに神様 は私たちを神様の世界を救うという働きのために用いてくださいます。 祝福を祈ります。