今日の聖句 1月15日(金) 主よ。あなたは私を知り、私を見ておられ、あなたへの私の心をためされます。 エレミヤ12:3 あなたがたは、主が来られるまでは、何についても、先走ったさばきをしてはい けません。主は、やみの中に隠れた事も明るみに出し、心の中のはかりごとも明 らかにされます。そのとき、神から各人に対する称賛が届くのです。 1コリント4:5 ************************************* 今週のテーマ:イエスとヨハネ きょうの聖書:ルカ3:7-14 ルカの福音書3章11節〜14節 彼は答えて言った。「下着を二枚持っている者は、一つも持たない者に分けなさ い。食べ物を持っている者も、そうしなさい。」 取税人たちも、バプテスマを受 けに出て来て、言った。「先生。私たちはどうすればよいのでしょう。」ヨハネは 彼らに言った。「決められたもの以上には、何も取り立ててはいけません。」兵士 たちも、彼に尋ねて言った。「私たちはどうすればよいのでしょうか。」ヨハネは 言った。「だれからも、力ずくで金をゆすったり、無実の者を責めたりしてはい けません。自分の給料で満足しなさい。」 「神様の基本方針」 ヨハネは受洗のために集まっていたユダヤ人に、悔い改めないならば神様の裁き は免れないと厳しく語りました。「それでは、私たちはどうすればよいのでしょ う」と尋ねた群衆には、「下着を二枚持っている者は、一つも持たない者に分け なさい。食べ物を持っている者も、そうしなさい」と生活物資を分け合うように 指導しました。お互いに助け合って生きなさいということです。 取税人には「決められたもの以上には、何も取り立ててはいけません」と教え、 兵士には「だれからも、力ずくで金をゆすったり、無実の者を責めたりしてはい けません。自分の給料で満足しなさい」と適切に導きを与えました。群衆にも、 取税人や兵士にも、自己中心的な生き方を止めて、神様の基本方針に則って生き るように教えたのです。 神様に対して反抗心を抱いていると、神様の基本方針を理解できず、神様の基本 方針に準拠して生きていくということはできません。神様の基本方針は「愛し合 って生きる」ということです。神様と和解し、神様の愛を受けとめ、神様から愛 されている愛で愛し合って生きることです。イエス様のメッセージとヨハネのメ ッセージは一致していてほとんど同じです。 愛ということばは、昔の日本では、大事にする、或いは大切にすると表現されて いました。今でもその通りの意味です。隣人の存在を高く評価し、お互いに尊敬 の心をもって生きていくことです。イエス様はご自分のいのちよりも私たちの救 いを大事にしてくださいました。イエス様の十字架はまさしく神様の基本方針に 則った出来事だったのです。 祝福を祈ります。