今日の聖句 1月5日(火) どうか、朝には、あなたの恵みで私たちを満ち足らせ、私たちのすべての日に、 喜び歌い、楽しむようにしてください。 詩篇90:14 民衆はみな朝早く起きて、教えを聞こうとして、宮におられるイエスのもとに集 まって来た。 ルカ21:38 ************************************* 今週のテーマ:主の栄光 きょうの聖書:エレミヤ10:6-16 エレミヤ書10章12節 主は、御力をもって地を造り、知恵をもって世界を堅く建て、英知をもって天を 張られた。 「正義と真理」 ここでエレミヤは創造者である神様を高くあがめて賛美しています。創造者であ る神様がすべての物事の根源であるからです。エレミヤは南ユダ国でBC.625 年からBC.585年頃まで活動した預言者です。それは正にユダがバビロニヤ に滅ぼされるときでした。エレミヤはユダの滅亡を目撃し、そこに居合わせた人 でした。 聖書はイスラエルが滅びた原因は神の民が創造者である神様を捨てて偶像を礼拝 した結果であると語っています。神でない物を神として礼拝することは大きな間 違いです。それは正しいものを正しいとせず、間違っているものを正しいとして いることだからです。偶像を礼拝することは、真理を否定し、不正を賛美するこ とだからです。 指導者から一般の国民までが偶像を礼拝するようになったらその国が滅亡するの は当たり前であるのです。日本の国も70年前まで偶像礼拝国でした。その結果 が昭和20年8月15日の敗戦であるわけです。何処の世界に生まれ、何処の国 に育った人であっても正義と真理は必ず尊重しなければなりません。そうでなけ ればその人の人生に実が結ばれることはないのです。 祖国が滅亡する現場でエレミヤは創造者である神様をあがめて賛美しました。ど のような状況、どのような環境にあっても造り主のみが崇められ造り主のみが讃 えられていなければならないのです。「主よ。あなたに並ぶ者はありません。あ なたは大いなる方。あなたの御名は、力ある大いなるものです。」(6節)は私た ちの叫びでもあります。 祝福を祈ります。