今日の聖句 12月23日(水) わたしは、反逆の民、自分の思いに従って良くない道を歩む者たちに、一日中、 わたしの手を差し伸べた。 イザヤ65:2 こうして彼は立ち上がって、自分の父のもとに行った。ところが、まだ家までは 遠かったのに、父親は彼を見つけ、かわいそうに思い、走り寄って彼を抱き、口 づけした。 ルカ15:20 ************************************* 今週のテーマ:愛は神より きょうの聖書:ルカ1:57-80 さて八日目に、人々は幼子に割礼するためにやって来て、幼子を父の名にちなん でザカリヤと名づけようとしたが、母は答えて、「いいえ、そうではなくて、ヨ ハネという名にしなければなりません」と言った。 「救いのご計画」 エリサベツが男子を出産して八日目のことです。赤ちゃんに名前をつけるために 親類や近所の人々などが集まってきて、父親の名をつがせ「ザカリヤ」と名付け ようとしたのですが、エリサベツはそれを遮って「ヨハネ」という名にしなけれ ばなりませんと言ったのです。集まっていた人たちは、「あなたの親族にはその ような名の人はひとりもいません」と言って納得しませんでした。 しかし、ザカリヤは書き板を持って来させて、「彼の名はヨハネ」と書いたので 人々はみな驚きました。そうすると、たちどころに、ザカリヤの口が開け、舌は 解け、ものが言えるようになって神をほめたたえることができました。この赤ち ゃんは後にバプテスマのヨハネと呼ばれるようになり、ユダヤの人々がイエス・ キリストによる救いを受けるための準備活動をする人になったのです。 この出来事で人々は神様の力を見て恐れ、一部始終が、ユダヤの山地全体にも語 り伝えられて行ったのです。ザカリヤ自身も神様を褒め称えています。68節か ら79節までの詩が褒め称えよという意味のベネディクトスと呼ばれているザカ リヤの賛歌です。 中段で「われらの父アブラハムに誓われた誓いを覚えて、われらを敵の手から救 い出し、われらの生涯のすべての日に、きよく、正しく、恐れなく、主の御前に 仕えることを許される」と謳われています。生まれた赤ちゃんがアブラハムへの 約束を実現させるために神様によって用いられることを確信しての賛歌です。こ れもキリストの誕生が神様の救いのご計画によることであり、偶然のことではな いことを強く物語っているのです。 祝福を祈ります。