今日の聖句 12月22日(火) もしあなたがたの国に、あなたといっしょに在留異国人がいるなら、彼をしいた げてはならない。 レビ19:33 こういうわけですから、キリストが神の栄光のために、私たちを受け入れてくだ さったように、あなたがたも互いに受け入れなさい。 ローマ15:7 ************************************** 今週のテーマ:愛は神より きょうの聖書:ルカ1:39-56 ルカの福音書1章45節 主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでし ょう。 「マリヤの謙遜」 天使からの告知を受けた後、マリヤはガリラヤのナザレからエルサレムの郊外に 住んでいた親類のエリサベツを訪問しました。天使の告知に対して「私は主のは しためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように」と答え たもののマリヤの心には不安は残っていたかも知れません。 マリヤがエリサベツに挨拶をすると、エリサベツはいきなり大声で「あなたは女 の中の祝福された方。あなたの胎の実も祝福されています。私の主の母が私のと ころに来られるとは、何ということでしょう・・・」と叫び、続けて「主によっ て語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでしょう」と マリヤの信仰とマリヤのお胎の子はキリストであることとを祝福したのです。 エリサベツは自分のお胎の子も神様の特別なお計らいで与えられたものであるこ とを十分に知っていましたし、神様はマリヤがエリサベツを訪ねてくることも、 マリヤのお胎の子がキリストであることも予めエリサベツに知らせていたのだと 思います。マリヤにはヨセフとエリサベツという有力な理解者、協力者が備えら れていたのです。心の気持ちを打ち明けあえる相手が居ることは大きな力です。 エリサベツがマリヤに語った「主によって語られたことは必ず実現すると信じき った人は、何と幸いなことでしょう」というこの言葉は、マリヤにとってはこの 上ない大きな激励になったのです。イサクの母サラは天使のことを笑い、ヨハネ の父は、疑いました。しかしマリヤは信じて神様をあがめました。ここにマリヤ の謙遜があります。46~55はマグニフィカトと呼ばれるマリヤの賛歌です。マ リヤは感謝と喜びを以て大きな使命を担ったのです。 祝福を祈ります。