今日の聖句 12月17日(木) もしおそくなっても、それを待て。それは必ず来る。遅れることはない。 ハバクク2:3 あなたがたも耐え忍びなさい。心を強くしなさい。主の来られるのが近いからで す。 ヤコブ5:8 ************************************* 今週のテーマ:愛の実践 きょうの聖書:ピリピ3:12-21 ピリピ人への手紙3章20節21節 私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておい でになるのを、私たちは待ち望んでいます。キリストは、万物をご自身に従わせ ることのできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだ と同じ姿に変えてくださるのです。 「パウロの努力」 パウロはこの段落の冒頭で「私はすでに得たのでもなく、すでに完全にされてい るのでもありません」と告白しています。そして中段では「私たちはすでに達し ているところを基準として進むべきです」と勧めています。つまり、立派なクリ スチャンになったと言って胸を張るのではなく、キリストのような生き方を求め て日夜努力しているのだと言っているのです。 最終的な救いは天の御国にあり、イエス・キリストの恵みによって神様の御国に 入らせていただくことを待ち望んでいるのだと述べています。キリストの姿に似 ている人になりたいというパウロの向上心が満たされるのはキリストの再臨の時 だという信仰が証されています。 私たちの存在は、キリストの十字架と復活の力を証明するものでなければなりま せん。私たちクリスチャンの存在がキリストの十字架の救いを無意味なものにし てしうことは決してあってはならないことです。教会へ行って救われたと言いな がら、うそとごまかし、敵意と憎しみを振りまくようなでたらめな生活をしてい てはいけないということです。そのような生活をしている人が天の御国に招かれ ることはありません。 パウロは、イエス・キリストの愛の実践を見て、キリストのような愛に生きる人 生を生きたいと切に願っているわけです。このピリピ人への手紙はローマの獄中 で書かれました。そういう境遇の中にあってもパウロはキリストに目を向け、聖 霊の力に頼って更に成長し、成熟していこうと努力しているのです。さて、私た ちは今日一日をどう生きましょうか。キリストの十字架を証しする一日でありま すように。 祝福を祈ります。