今日の聖句 12月15日(火) 主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。 詩篇106:1 すべて主イエスの名によってなし、主によって父なる神に感謝しなさい。 コロサイ3:17 ************************************* 今週のテーマ:愛の実践 きょうの聖書:ハバクク3:1-19 ハバクク書3章18節19節 私は主にあって喜び勇み、私の救いの神にあって喜ぼう。私の主、神は私の力。 私の足を雌鹿のようにし、私に高い所を歩ませる。 「根拠は信仰」 ハバククはユダヤでBC.605年頃からBC.580年頃までの約25年間活動 した預言者です。それはエルサレムがバビロニヤ軍によって攻め滅ぼされる直前 でした。同時期にはエレミヤ、ダニエル、エゼキエル、オバデヤが預言者として 働いていました。 このハバクク3章は、迫ってきているエルサレムの滅亡を目前にしたハバククの 祈りです。2節では「この年のうちに、それをくり返してください。この年のう ちに、それを示してください」と祈り、神様の憐れみを求めています。この3章 全体の中にハバククの全能者への信頼と期待がつづられています。 18節で「私は主にあって喜び勇み、私の救いの神にあって喜ぼう」と神様から 与えられた希望によって勝利を謳っています。間違いなく祖国が滅亡するという 状況の中でよくも「神にあって喜ぼう」と言えたものだと思います。その根拠は ハバククの創造主への信仰です。 この時代の預言者達は共通してユダヤの滅亡を告知し、悔い改めて神様に立ち帰 れと叫び、たとえ国が滅びても神様はイスラエルを必ず再建すると語って、国民 に絶望するなと訴え続けていました。神様がアブラハムに語られた「地上のすべ ての民族は、あなたによって祝福される」という約束は必ず実現すると固く信じ ているからです。信仰と希望と愛はどんなことがあっても捨ててはいけないので す。 祝福を祈ります。