今日の聖句 12月1日(火) 私のたましいは黙って、ただ神を待ち望む。 私の救いは神から来る。 詩篇62:1 御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、どのよう に祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめ きによって、私たちのためにとりなしてくださいます。 ローマ8:26 ************************************* 今週のテーマ:霊的成長は試練から きょうの聖書:黙示録1:1-8 ヨハネの黙示録1章5節~7節 イエス・キリストは私たちを愛して、その血によって私たちを罪から解き放ち、 また、私たちを王国とし、ご自分の父である神のために祭司としてくださった方 である。キリストに栄光と力とが、とこしえにあるように。アーメン。見よ、彼 が、雲に乗って来られる。すべての目、ことに彼を突き刺した者たちが、彼を見 る。地上の諸族はみな、彼のゆえに嘆く。しかり。アーメン。 「警告と激励」 私たちは今日からヨハネの黙示録を8日間にわたって読んでいきます。1章から 3章まです。この黙示録は、AD.95年頃、使徒ヨハネがローマ皇帝の迫害によ ってエーゲ海のパトモスという島に流刑されたときに書かれました。執筆の目的 は、イエス・キリストというお方がどのようなお方であるかを明確にする事と、 緊張感を失って惰性に流される信者に警告を与えること、更に、迫害という苦難 に遭遇しているクリスチャンを励ますという事です。 黙示録の中心聖句は1章の3節で「この預言のことばを朗読する者と、それを聞 いて、そこに書かれていることを心に留める人々は幸いである。時が近づいてい るからである」という言葉です。それは、これが教会の礼拝で朗読されることを 求めているものであり、キリスト教会全体が心を留めるべき神様のみことばであ るということです。 5節から7節までに、イエス・キリストの十字架と復活によって私たちが罪から 救われた事、私たちクリスチャンがキリストの支配する神の御国の国民とされて 神様と世界の人々のつなぎ役としての祭司という立場が与えられていると述べら れ、更に、キリストが雲に乗って再臨されると語られています。 私たちがクリスチャンとして生きるための力は、罪の赦しという恵みから湧き出 てきます。私たちすべてのクリスチャンには祭司という大役が与えられていので す。ヨハネの黙示録は、みことばを行なうということについて怠けることなく、 迫害を受けてもキリストの再臨と復活に望を置いて絶望せずに信仰と礼拝の生活 に励むようにとの激励ことばです。 祝福を祈ります。