今日の聖句 11月29日(日) 神よ。あなたの恵みは、なんと尊いことでしょう。 人の子らは御翼の陰に身を避け ます。 詩篇36:7 いま私たちは神の子どもです。 御父はどんなにすばらしい愛を与えてくださったことでしょう。 1ヨハネ3:1 ************************************* 今週のテーマ:霊的成長は試練から きょうの聖書:ヤコブ3:1-12 ヤコブの手紙3章8節9節 舌を制御することは、だれにもできません。それは少しもじっとしていない悪で あり、死の毒に満ちています。私たちは、舌をもって、主であり父である方をほ めたたえ、同じ舌をもって、神にかたどって造られた人をのろいます。 「舌」 「口は災いの元」ということわざがあります。これは、不用意な発言は自分自身 に災いを招く結果になるから、言葉は十分に慎むべきだという戒めです。「物言 えば唇寒し秋の風」もそうです。これは、人の悪口を言えば、なんとなく後味の 悪い思いをするというたとえ。また、余計なことを言えば災いを招くということ のたとえです。人間社会にある大きな問題です。 舌と口を思いどおりコントロールできる人は、すべての点で、自分を完全に制す ることができる人です。告げ口による災いや、法律に触れる発言を舌禍と言いま す。人は人格が成熟してくると言葉での失敗が無くなってくるのです。国会議員 や上級公務員の中にも言葉による失敗で職を失うケースが報道されています。 他の人の言葉で傷を受けたり、自分の言葉で他の人を傷つけたり、場合によって は財産を失うとか、生命を危険にさらすということもあり得るのです。私も牧師 としては決して言ってはならないことを言い放ってしまったことがあります。失 われた人や、失われた関係や信頼を取り戻すということはとても難しいのです。 感情にまかせて言いたい放題をまくし立てるのではなく、私たちの心の中に語っ てくださる神様の声に耳を傾けることができるようにならなければならないので す。私たちの口は他の人を攻撃するためでなく、他の人を功績を立て、神様に感 謝するために用いられなければなりません。 祝福を祈ります。