今日の聖句 11月28日(土) わたしが目を留める者は、へりくだって心砕かれ、 わたしのことばにおののく者だ。 イザヤ66:2 いま私は、あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだねます。みことばは、 あなたがたを育成し、すべての聖なるものとされた人々の中にあって御国を継が せることができるのです。 使徒20:32 ************************************** 今週のテーマ:主と共に生きる きょうの聖書:テトス1:1-16 テトスへの手紙1章15節 きよい人々には、すべてのものがきよいのです。しかし、汚れた、不信仰な人々 には、何一つきよいものはありません。それどころか、その知性と良心までも汚 れています。 「きよい信仰」 テトスへの手紙は、ローマで二度収監されたパウロが、その二度の収監の狭間に 伝道旅行したときマケドニヤからクレタ島に残留させたテトスに宛てて書かれた 書簡だと言われています。パウロはここでテトスにクレタ島の諸教会に長老を任 命するように命じました。 クレタ島の教会はペンテコステの日にエルサレムに来ていたユダヤ人によって建 てられていました。しかし、ユダヤ教徒である彼らは、クリスチャンとなって神 様の救いをいただくためには、ユダヤ教の律法に従わなければならないと教えて いたのです。それは間違いです。 パウロはテトスに、律法主義によって汚されない教会を建て、きよいクリスチャ ンを育てていくためには、聖霊によって人格をきよめられ、聖書の教えを忠実に 守り、正しい結婚生活をし、子どもたちを立派に育てている人物を長老に選ばな ければならないと指図しました。ここで言う長老とは、教会の指導者である牧師 のことです。 私たちも、自分の所属する教会を汚れのないきよい教会として建てあげ、自分自 身をきよいクリスチャンとして建てあげていく努力を惜しんではななりません。 きよい信仰で満ちた教会には邪悪が入り込む隙はなくなります。私たちクリスチ ャンの心がきよさで満たされれば、罪の誘惑に負けることはないのです。 祝福を祈ります。