今日の聖句 11月25日(水) あなたの財産とすべての収穫の初物で、主をあがめよ。 箴言3:9 神は彼に言われた。『愚か者。おまえのたましいは、今夜おまえから取り去られる。 そうしたら、おまえが用意した物は、いったいだれのものになるのか。』 ルカ12:20 ************************************* 今週のテーマ:主と共に生きる きょうの聖書:ピリピ4:10-20 ピリピ人への手紙4章14節15節 私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。それに しても、あなたがたは、よく私と困難を分け合ってくれました。ピリピの人たち。 あなたがたも知っているとおり、私が福音を宣べ伝え始めたころ、マケドニヤを 離れて行ったときには、私の働きのために、物をやり取りしてくれた教会は、あ なたがたのほかには一つもありませんでした。 「キリストの力に頼る」 ピリピ人への手紙はAD.60年頃ローマで収監されていたパウロが書き送った書 簡です。ピリピの教会はエーゲ海の北岸に近いギリシヤとブルガリヤの国境近く にあった町です。テサロニケまでは200㎞ほどの位置です。パウロの第2回伝 道旅行のときに建てられた、ヨーロッパで第一番目の教会でした。 ビリピのクリスチャンたちはパウロの伝道活動に生活物資を提供するなどとても 協力的でした。ローマにまでパウロのために贈り物を届けたのです。パウロにと っては福音を理解し、神様の恵みに応えて信仰生活をしているピリピ教会の人た ちの存在が喜ばしいことでした。 パウロが言う、どんなことでもできるということは、神様がパウロに求めること は何でもできるということです。どのような境遇にいても感謝と喜びを以て幸せ に生きることができるということです。生活環境の善し悪しに左右されること無 く生きられるということは、キリストの愛と守りが万全であるからです。 パウロはイエス・キリストの復活を証言したために捕らえられ、自由を奪われて いますが「私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました」と言って います。その秘訣はキリストの力に頼ることです。反キリストの勢力に脅かされ ても、大嵐などの自然界の猛威にさらされても、キリストの助けによってそれら を乗り越えてきたパウロに与えられた確信から出てくるものです。 祝福を祈ります。