今日の聖句 11月7日(土) あなたがたといっしょの在留異国人は、あなたがたにとって、あなたがたの国で 生まれたひとりのようにしなければならない。 レビ19:34 神は私に、どんな人のことでも、きよくないとか、汚れているとか言ってはなら ないことを示してくださいました。 使徒10:28 ************************************** 今週のテーマ:共に感謝する きょうの聖書:詩篇30:1-12 詩篇30篇10節11節12節 聞いてください。主よ。私をあわれんでください。主よ。私の助けとなってくだ さい。あなたは私のために、嘆きを踊りに変えてくださいました。あなたは私の 荒布を解き、喜びを私に着せてくださいました。私のたましいがあなたをほめ歌 い、黙っていることがないために。私の神、主よ。私はとこしえまでも、あなた に感謝します。 「神様だけに頼る信仰」 この詩篇30篇はその背景が歴代誌第一21章にあります。ダビデの権力が絶好 調だったとき、ダビデは自分の力が自分の権力を保証しているという錯覚に陥り ました。更にイスラエルの国力はイスラエルの軍事力によって高められていると 勘違いしてしまったのです。それがサタンの誘惑に乗ったダビデの哀れな姿だっ たのです。イスラエルガ栄えているのは神様の憐れみの賜物だという謙遜さを失 ってしまったのです。 傲慢になったダビデは、自分の甥でイスラエル軍の将軍であるヨアブに国勢調査 をするように命令しました。それは、イスラエル軍の将兵の数を把握するためで す。「数を頼りにする」という言葉がありますが、これは聖書では罪として取り 扱われています。数よりも神に頼るのが信仰だからです。ヨアブは反対しました が王の説得を受けて国勢調査を実施しました。 その結果、神様の大きな怒りに触れ、イスラエルに疫病がくだされ、7万人の死 者を出してしまったのです。数に頼り、神様に頼らなかった自分の罪に気付いた ダビデは、震え上がり、神の預言者ガドの前で、神様の憐れみを求めたのです。 この罪は私たちの日常で頻発します。ダビデだけが陥る罪ではありません。 神様は疫病を収束させ、エルサレムを救ってくださいました。その時のダビデの 祈りがこの詩篇30篇なのです。神様が現われた場所はオルナンという人の農地 でした。ダビデはその土地を正当な代金を支払って買い取り、神様を礼拝する場 所として神様に献げたのです。そこにソロモンによってエルサレム神殿が建てら れました。私たちにも神様だけに頼る信仰が求められているのです。そこから感 謝が生まれるのです。 祝福を祈ります。