今日の聖句 11月5日(木) 私の霊を御手にゆだねます。 真実の神、主よ。あなたは私を贖い出してくださいました。 詩篇31:5 私たちは、いつまでも主とともにいることになります。 このことばをもって互いに慰め合いなさい。 1テサロニケ4:17-18 ************************************* 今週のテーマ:共に感謝する きょうの聖書:ネヘミヤ12:43-47 ネヘミヤ記12章43節 彼らはその日、数多くのいけにえをささげて喜び歌った。神が彼らを大いに喜ば せてくださったからである。女も子どもも喜び歌ったので、エルサレムの喜びの 声ははるか遠くまで聞こえた。 「喜びの歌」 バビロニヤに滅ぼされ、バビロンに補囚とされていたユダヤ人は、ペルシヤがバ ビロニヤを滅ぼしたので、ペルシヤのクロス王によってバビロンからエルサレム へ帰還することになりました。この帰還は、大きく三回に分けられています。第 一次帰還の指導者はイスラエル王家の血筋にあるゼルバベルでした。 第二次帰還のリーダーは祭司職のエズラで、第三次帰還のリーダーがネヘミヤで した。エズラとネヘミヤはほぼ同時期にエルサレムへの帰還と、エルサレム再建 に関わる働きを共にしていました。エルサレムでは、城壁の補修や神殿の再建か ら祭司やレビ人の働きと礼拝儀式が着々と進められていきました。 再編された聖歌隊と共にエルサレム市民は感謝と喜びに溢れて神様を礼拝したの です。補囚として外国に引かれていったイスラエルでしたが、神様は大きな憐れ みをもって彼らをエルサレムに帰還させ、再び、御父への礼拝の民として立ち上 がらせてくださったのです。神の賜物と召命とは変わることがありません。 イスラエル人のエルサレム帰還の物語は、出エジプトの出来事と同じように、神 様の愛と憐れみは不変であることを物語っています。罪を犯して堕落した人にも 神様の愛の手は伸べられています。愛されていることを信じて受け入れ、罪を悔 い改めて信仰と礼拝の満ちに復帰することができるのです。復帰した礼拝者の身 の身の上には感謝と喜びがよみがえるのです。 祝福を祈ります。