今日の聖句 11月3日(火) 主は絶えず、あなたを導いて、焼けつく土地でも、あなたの思いを満たし、あな たの骨を強くする。あなたは、潤された園のようになり、水のかれない源のよう になる。 イザヤ58:11 私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富をもって、あなたがたの必 要をすべて満たしてくださいます。 ピリピ4:19 ************************************* 今週のテーマ:共に感謝する きょうの聖書:2歴代誌29:18-24 歴代誌第二29章21節22節23節 彼らは、王国と聖所とユダのための、罪のためのいけにえとして七頭の雄牛、七 頭の雄羊、七頭の子羊、七頭の雄やぎを引いて来たので、彼は祭司であるアロン の子らに命じて、主の祭壇の上でいけにえをささげさせた。彼らが牛をほふり、 祭司たちがその血を受け取って、祭壇に注ぎかけた。ついで雄羊をほふり、その 血を祭壇に注ぎかけた。ついで子羊をほふり、その血を祭壇に注ぎかけた。それ から、彼らは王および集団の前に、罪のためのいけにえとする雄やぎを引いて来 て、それらの上に自分たちの手を置いた。 「真の礼拝」 この時のユダの王はヒゼキヤです。そして予言者として立てられていた人はイザ ヤです。ヒゼキヤ王の父親であり、先代の王はアハズという人物でしたか、この 人は偶像礼拝にふけっていました。神殿の中に偶像や偶像にまつわる物を運び込 んで神殿をすっかり汚してしまったのです。 父親の死後、25歳で国王に就任したヒゼキヤはレビ人を動員して神殿の宮きよ めを行いました。神殿の玄関に入れるようになるのに8日かかり、神殿から汚れ た物を運び出して、礼拝できるようにきよめるのに更に8日を要したということ です。そして、神様のご命令通りに全焼のいけにえを献げ、更に、罪の赦しを求 めるいけにえを献げたのです。 その中で、シンバル、十弦の琴、ラッパと共に賛美の歌を歌い、礼拝は厳かに進 めめられました。全焼のいけにえは神様に喜んで頂くための完全な献身を意味し ます。罪のためのいけにえは文字通り、創造者である神様への信仰を捨てて偶像 礼拝をした罪の赦しを求めるためです。二つ合わせて完全な悔い改めの礼拝とい うことになります。 ヒゼキヤ王と祭司をはじめエルサレムの人々は神様を礼拝できることを心から喜 んで感謝しました。悪の力によって真の礼拝を妨げられることはとても辛く苦し いことなのですが、神様の恵と憐れみによって心からの礼拝を献げることができ たときの喜びは計り知れないものがあります。私たちにも献身の決意を新たにす る礼拝と、二度と罪を犯さないことを神様に約束する礼拝は欠かすことかできな いのです。 祝福を祈ります。