今日の聖句 10月29日(木) 知恵ある者は自分の知恵を誇るな。つわものは自分の強さを誇るな。富む者は自 分の富を誇るな。誇る者は、ただ、これを誇れ。悟りを得て、わたしを知ってい ることを。 エレミヤ9:22-23 私は福音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、信じ るすべての人にとって、救いを得させる神の力です。 ローマ1:16 ************************************ 今週のテーマ:悪と戦え きょうの聖書:2テモテ2:8-13 テモテへの手紙第二2章11節12節13節 「もし私たちが、彼とともに死んだのなら、彼とともに生きるようになる。もし 耐え忍んでいるなら、彼とともに治めるようになる。もし彼を否んだなら、彼も また私たちを否まれる。私たちは真実でなくても、彼は常に真実である。彼には ご自身を否むことができないからである。」 「賜物発揮」 この、テモテへの手紙第二はAD.54年ころ、ローマの獄中で書かれたものと考 えられています。9節の「私は、福音のために、苦しみを受け、犯罪者のように つながれています。しかし、神のことばは、つながれてはいません」というみこ とばは戦時中、逮捕投獄された牧師たちにお互いに励まし合う合い言葉として語 られていました。 パウロは福音を語ったために自分の体は拘束されているが、福音のことばが牢に つながれるようなことは決してないのだと弟子のテモテに語っているのです。特 に、神の言葉としてパウロが指定したのは、11から13節です。キリスト共に 死んだのなら、必ず、キリスト共に生きるようになるという内容です。 イエス様は弟子たちに「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て 日々自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。自分のいのちを救お うと思う者は、それを失い、わたしのために自分のいのちを失う者は、それを救 うのです」と語られています。キリストはご自分のことばを否定するということ は絶対にしないお方です。 パウロは福音のために獄死しましたが、今なお生きてキリスト共に私たちに語り かけているのです。私たちクリスチャンには福音宣教という大きな使命が与えら れており、キリストは私たちを福音の証人として立ち上がるようにと招いていま す。この招きを退けて、どうして、自分をクリスチャンですと言えましょう。今 こそ、聖霊によって与えられた賜物を発揮して福音を語るべき時なのです。 祝福を祈ります。