今日の聖句 10月26日(月) 神は私の悩みとこの手の苦労とを顧みられて、昨夜さばきをなさったのです。 創世記31:42 わがたましいは主をあがめ、わが霊は、わが救い主なる神を喜びたたえます。 ルカ1:46-47 今週のテーマ:悪と戦え きょうの聖書:使徒13:44-52 使徒の働き13章45節46節 この群衆を見たユダヤ人たちは、ねたみに燃え、パウロの話に反対して、口ぎた なくののしった。そこでパウロとバルナバは、はっきりとこう宣言した。「神の ことばは、まずあなたがたに語られなければならなかったのです。しかし、あな たがたはそれを拒んで、自分自身を永遠のいのちにふさわしくない者と決めたの です。見なさい。私たちは、これからは異邦人のほうへ向かいます。・・・」 「要注意」 この場所はピシディアのアンテオケのユダヤ教の会堂です。先週の安息日に続い てパウロは再び福音を語りに来ました。町中の人々がパウロから福音を聞こうと して集まってきたのですが、ユダヤ人たちはこの群衆を見てねたみに燃えてパウ ロを口汚くののしってきました。この町のユダヤ人たちは福音と神様の愛を拒絶 したのです。 アンテオケの町では異邦人たちによって福音が受け入れられ、町中にみことばが 広まったのですが、ユダヤ人たちは町の有力者などを扇動してパウロたちを迫害 させました。パウロは「私たちはこれからは異邦人のほうへ向かいます。」と言 ってガラテヤのイコニオムという町へ進んでいきました。迫害されてもパウロの 一行の弟子たちは喜びと聖霊に満たされていました。 福音と神様の愛は、受け入れられるところで花を咲かせ、実を結びます。しかし これを拒絶する人には何ら祝福はありません。むしろ神様の愛を退けた罪による 裁きは避けることができなくなります。言い換えれば救われることはないという ことです。私たちん信者の責任は、相手が受け入れるか、拒絶するかにかかわら ず、すべての人に福音を語り告げることです。その後のことは神様の御手に委ね なければなりません。 それと同時に、私たち自身こそ、福音と神様の愛を受け入れ、みことばによって 養われ、神様を信じる人、キリストに従う者としての正しい生き方を身に着ける ように努力していかなければならないのだと思います。私たち洗礼を受けている 者であっても、時として、福音に反する生き方をしたり、神の愛を拒否する態度 に陥るということもないわけではないのですから要注意です。 祝福を祈ります。