今日の聖句 10月25日(日) あなたがたのうち、だれが主を恐れ、そのしもべの声に聞き従うのか。暗やみの 中を歩き、光を持たない者は、主の御名に信頼し、自分の神に拠り頼め。 イザヤ 50:10 イエスはすぐに彼らに話しかけ、「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることは ない」と言われた。 マタイ 14:27 **************************************** 今週のテーマ:悪と戦え きょうの聖書:使徒13:26-33 使徒の働き13章27節28節 エルサレムに住む人々とその指導者たちは、このイエスを認めず、また安息日ご とに読まれる預言者のことばを理解せず、イエスを罪に定めて、その預言を成就 させてしまいました。そして、死罪に当たる何の理由も見いだせなかったのに、 イエスを殺すことをピラトに強要したのです。 「怯まない」 これは、パウロが第一回伝道旅行の時、今のトルコの中部にあったピシデヤのア ンテオケという町の会堂で、安息日に語ったメッセージの一部です。パウロはイ スラエルがエジプトにいた時代からの歴史を語り、ユダヤ人の指導者達によって イエス様がエルサレムで処刑されたことと復活まで一気に語りました。 パウロは「神はこの方を死者の中からよみがえらせたのです。イエスは幾日にも わたり、ご自分といっしょにガリラヤからエルサレムに上った人たちに、現れま した。きょう、その人たちがこの民に対してイエスの証人となっています」と続 けて福音を語りました。 つまり、ユダヤ教の会堂で、ユダヤ教徒に対して、ユダヤ人によって殺されたイ エス様が復活して信じる者を神の子として再起させていると自分を含む弟子たち を証人として語ったのです。パウロはユダヤ名をサウロと言い、ユダヤ教の最も 厳しいパリサイ派に所属する活動家でした。イエス様をを殺すことをピラトに強 要した中心人物だったのです。 そのパウロが救われて神の子クリスチャンとしてイエス・キリストの福音を宣教 しているのです。パウロは教会からは敵視され、ユダヤ教からは裏切り者と呼ば れましたが、そのことは、復活したキリストに面会したパウロにはキリストの福 音を語ることへの妨げにはなりませんでした。敵意や悪口は私たちの心をくじく 場合がありますが、私たちはそのようなものには怯まずに前進する道をとってい くのです。 祝福を祈ります。