今日の聖句 10月19日(月) 主は在留異国人を守り、みなしごとやもめをささえられる。 詩篇 146:9 父なる神の御前できよく汚れのない宗教は、孤児や、やもめたちが困っていると きに世話をし、この世から自分をきよく守ることです。 ヤコブ1:27 ************************************* 今週のテーマ:イエスは何者 きょうの聖書:ルカ4:14-22 ルカの福音書4章18節19節 わたしの上に主の御霊がおられる。主が、貧しい人々に福音を伝えるようにと、 わたしに油をそそがれたのだから。主はわたしを遣わされた。捕らわれ人には赦 免を、盲人には目の開かれることを告げるために。しいたげられている人々を自 由にし、主の恵みの年を告げ知らせるために。 「油をそそがれた」 この、ルカ伝4章18節と19節はイザヤ書61章1節2節の引用です。ルカ伝 の4章は、イエス様が荒野で試みを受けてサタンに勝利し、神様の力に満たされ てキリストとして活動を開始した頃のことが記録されています。イエス様はまず 初めに出身地であるガリラヤに帰り、安息日にご自分が育ったナザレ村の会堂に 入られました。 そこで、イエス様が聖書を朗読しようとして立ち上がると、係の人がイザヤ書を 手渡したのです。イエス様は即座に、イザヤ書61章1節2節を朗読して、同席 していた人々に「きょう、聖書のこのみことばが、あなたがたが聞いたとおり実 現しました」と宣言して、イザヤが預言したメシヤ=キリストは自分であると明 かしたのです。 メシヤはヘブル語で、神様から任命の油を注がれた者という意味で、キリストは そのギリシヤ語訳です。実質的な意味は神様によって遣わされた世界の救い主と いうことです。ところが、ナザレの人々はイエス様の子ども時代もその家族もよ く知っているのでイエス様を救い主と認めて受け入れることはしませんでした。 イエス様を自分の救い主として受け入れることは難しいかも知れませんが、祈り ながら聖書を読んでいくうちに、神様は私たちの心にいえす様を信じて受け入れ るという気持ちを芽生えさせてくださいます。イエス様ご自身が愛の力によって 私たちを造りかえ、神の子として生きるものに変えてくださいます。イエス様は 旧約聖書で預言されていたとおりの救い主なのです。 祝福を祈ります。