今日の聖句 10月15日(木)

「心を入れ替えたから、もう潔白だ」と、だれが言えるでしょう。
箴言20:9

すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、ただ、神
の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められる
のです。
ローマ3:23-24

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今週のテーマ:御心を行なう者
きょうの聖書:エゼキエル13:1-7

エゼキエル書13章1節2節

次のような主のことばが私にあった。「人の子よ。預言をしているイスラエルの
預言者どもに対して預言せよ。自分の心のままに預言する者どもに向かって、主
のことばを聞けと言え。・・・」

「主のことばを聞け」

エゼキエルはBC.590年ころからBC.575年ころまでの15年間、正にユ
ダヤが滅亡するその時に神様のみことばを語った預言者です。そのような危うい
時代にも国民に対して正義に生きることを語らず、信仰の刷新も語らず、バビロ
ニヤなど恐れる必要はないと偽りの預言をしていた人たちがいたのです。

神様は、そういう偽預言者たちに「主のことばを聞けと言え」とエゼキエルに命
じたのです。私たちの生活のあらゆる面に危険は満ちています。どのような場合
にも危険を侮ることは死に直結するのです。イエス様はサタンの誘惑を受けた時
に、あなたの神である主を試みてはならない、と言って罪を犯しませんでした。
イエス様は危険を侮ることはしなかったのです。

偽預言者の語る言葉と偶像礼拝はよく似ています。それは大衆の欲望を満たすこ
とを語るということです。自分の心のままに預言する者、と言われている人たち
は、大衆の欲望に迎合する言葉を語り、信仰するならば健康と経済が祝されると
保証してしまうのです。聖書で神様が約束していることは心の平安と救いです。

そればかりか、イエス様の私たちへの招きは「わたしについて来たい人はだれで
も、自分のつごうや利益を考えてはいけません。 日々自分の十字架を背負い、
わたしのすぐあとについて来なさい」と明らかにされています。エゼキエルの時
代の人たちと同様に、私たちも腹をくくって主のことばを聞き、キリストに従う
道を進まなければならないのです。

祝福を祈ります。