今日の聖句 10月14日(水)

主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。
ヨブ1:21

患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性
を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。
ローマ5:3-4

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今週のテーマ:御心を行なう者
きょうの聖書:エレミヤ31:1-6

エレミヤ書31章3節4節

主は遠くから、私に現れた。「永遠の愛をもって、わたしはあなたを愛した。
それゆえ、わたしはあなたに、誠実を尽くし続けた。おとめイスラエルよ。
わたしは再びあなたを建て直し、あなたは建て直される。再びあなたはタンバリ
ンで身を飾り、喜び笑う者たちの踊りの輪に出て行こう。

「愛と希望」

エレミヤはユダヤがバビロニヤに滅ぼされ、大多数の国民がバビロンへ捕囚とし
て連行されたころ、その出来事の前後にエルサレムで活動した預言者です。同時
期には、ダニエル、エゼキエル、ナホム、ゼパニヤ、ハバクク、オバデヤなど多
数の預言者が活発に神様の言葉を語りました。

神様は、国家の滅亡という大変動の時に、神の民に対して希望を捨ててはならな
いことを強く語ったのです。その内容は、偶像礼拝におぼれたユダヤは滅ぼされ
るが、神様はユダヤを再び建て直すというものです。厳しく罪を咎めた神様は、
「永遠の愛をもって、わたしはあなたを愛した」と言われました。

罪を咎めることも、捕囚から解放することも、永遠の愛でイスラエルを愛してい
る神様の愛の事実なのです。神様はご自分を信頼する者に対しては、永遠の愛に
より、優しく救いの手を差し伸べて下さいます。私たちがそれを受け入れるなら
ば、神様は私たちに最善を与えようとしていてくださるのです。

神様の愛を受けとめること、これこそ、私たちが神様に対してしなければならな
い根本的な奉仕であるのです。神様に対して恐怖心を抱くのではなく、神様が私
たちを愛して助けようとしているのだと考えることです。神様は、愛によって、
私たちを神様のそばにたぐり寄せようとしているのです。

祝福を祈ります。