今日の聖句 10月5日(月) 私たちの神はそののろいを祝福に変えられた。 ネヘミヤ13:2 すなわち、神は、キリストにあって、この世をご自分と和解させ、違反行為の責 めを人々に負わせないで、和解のことばを私たちにゆだねられたのです。 2コリント5:19 ************************************* 今週のテーマ:主の戒め きょうの聖書:詩篇119:65-72 詩篇119篇71節72節 苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。私はそれであなたのおきて を学びました。あなたの御口のおしえは、私にとって幾千の金銀にまさるもので す。 「痛い目にあう」 このみことばを、リビングバイブルで見ると「結局、神様から懲らしめられたこ とは、この上ない幸いだったのです。おかげで、はっきり目をおきてに向けるこ とができました。このおきてこそ、山と積まれた金や銀より価値あるものと思え ます」と訳しています。私たちには、痛い目にあわないと大事なことを勉強でき ないという弱みがあるのです。 主の戒め、神様の掟とは、聖書の基本原則と言い換えることができるかも知れま せん。初めて聖書を手にしたときには、見慣れないカタカナの名前が並んでいた り、知らない地名が次々に出てきたりで読み進むのも困難なほどでした。そして 救いとか贖いという言葉の意味も分からなかったのです。 多くの人が、人生の様々な苦しみを経験する中で、自分が神様に敵対するかのよ うな生き方をしていることに気づき、それを悔い改めて、神様の掟に沿って生き るように人生の軌道修正をするのです。それで、苦しみにあったことは私にとっ て幸せでしたという言葉が出てくるわけです。 その後の信仰生活では、かつては分からなかった聖書の言葉も、登場人物の気持 ちも理解できるようになり、神様に対しても人々に対しても謙遜に対応できるよ うになります。聖書の基本原則がよく分かるようになるので、心底から神様を信 じ、神様に従って生きて行こうという決意を持てるのです。苦しみが人を成長さ せ、神様の試練がクリスチャンを成熟させてくれます。 祝福を祈ります。