今日の聖句 9月24日(木) 主よ。神々のうち、だれかあなたのような方があるでしょうか。 だれがあなたのように、聖であって力強く、たたえられつつ恐れられ、 奇しいわざを行うことができましょうか。 出エジプト15:11 働きにはいろいろの種類がありますが、神はすべての人の中ですべての働きをな さる同じ神です。 1コリント12:6 ************************************** 今週のテーマ:心に光を与える神 きょうの聖書:使徒10:34-43 使徒の働き10章34節35節36節 これで私は、はっきりわかりました。神はかたよったことをなさらず、どの国の 人であっても、神を恐れかしこみ、正義を行う人なら、神に受け入れられるので す。神はイエス・キリストによって、平和を宣べ伝え、イスラエルの子孫にみこ とばをお送りになりました。このイエス・キリストはすべての人の主です。 「愛は平等」 この記事は、地中海沿岸のヨッパにいたペテロに神様から幻の中で、ユダヤ教の 掟にしばられるなという啓示が与えられ、同じ地中海の沿岸の町であるカイザリ ヤにいた異邦人であり、ローマ軍の将校であるコルネリオにペテロに会うように という指示が与えられたときのことです。 ユダヤ人には選民意識というものがあります。選民の反対は異邦人です。ペテロ を始めユダヤ人たちは、キリストはユダヤ人のための救い主であり、異邦人には キリストの救いは与えられないと考えていました。しかし、ここで神様はキリス トによる救いはすべての人におよぶものであることを示しました。 私たちの心を闇が支配するとき、偏見が生まれます。ある人を特別に高く評価し 別の人に特別な低い評価を与えるということです。依怙贔屓(えこひいき)とも 言います。私たちの心に隣人に対する偏見があるならば、それは悔い改めるべき 罪です。ペテロは判断を改めて、積極的に異邦人伝道に立ち上がりました。 神様は私たちを平等に愛してくださる方です。だから私たちは救われたのです。 救いを頂いた私たちは、当然、神様と共にすべての人に平等に愛を送り届ける生 活に入るのです。他の人を平等に愛すということです。神様はユダヤ人を愛すが 異邦人は愛さないということはなさらなかったのです。 祝福を祈ります。