今日の聖句 9月9日(水) 私たちの手をも心をも天におられる神に向けて上げよう。 エレミヤ哀歌3:41 あわれみを受け、また恵みをいただいて、おりにかなった助けを受けるために、 大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。 ヘブル4:16 ************************************* 今週のテーマ:主を崇め主に従え きょうの聖書:申命記12:13-19 申命記12章13節14節 全焼のいけにえを、かって気ままな場所でささげないように気をつけなさい。た だ主があなたの部族の一つのうちに選ぶその場所で、あなたの全焼のいけにえを ささげ、その所で私が命じるすべてのことをしなければならない。 「礼拝場所」 全焼のいけにえとは、古代イスラエルの人々が神様に向かって献げていた中心的 な礼拝そのものです。犠牲礼拝とも言います。神様が選ばれた場所で礼拝し、い けにえや献げものはその場所だけに持ってきて、神様が選ばれた方法で礼拝しな ければならないといわれています。 イスラエルは荒野を旅していたときには可動式の「幕屋」と呼ばれる聖所で礼拝 しました。カナン定住後は「シロ」という場所に契約の箱が安置されて礼拝し、 ダビデの時代になってから、エルサレムが礼拝の場所に選ばれました。神様を中 心に礼拝するのですから人間の都合や勝手は主張できないのです。 キリスト教会の主日礼拝もそれぞれのクリスチャンが所属する教会の礼拝堂で礼 拝しています。教会をあっちこっちと渡り歩くことは良くありません。どこにい ても、どのような時間でもお祈りも礼拝もできるのですが、クリスチャンが皆で 集まって献げる中心的な礼拝の場所と時間は一定にしておかないと集まれなくな ってしまい、キリストの体である教会がバラバラになってしまいます。 個人礼拝である夜や朝のディボーションも場所と時間を定め、聖書を読む分量も 決めておく方が継続しやすくなり、途中で挫折するということも防げます。特に 個人礼拝の場合は、気の向くままにしていると、いつの間にか聖書も読まなくな ってしまったという結果になりかねないのです。朝食時に家族と一緒に聖書を読 むとか、職場で昼休みに一人ので15分くらい聖書を読むとか、毎晩ねる前に聖 書を読んで祈るとか、そのような生活をしている人の心は安定していて力があり すばらしいなーと思います。 祝福を祈ります。