今日の聖句 9月2日(水) 主の宮の礎が据えられたので、民はみな、主を賛美して大声で喜び叫んだ。 エズラ3:11 毎日、心を一つにして宮に集まり、家でパンを裂き、喜びと真心をもって食事を ともにし、神を賛美し、すべての民に好意を持たれた。 使徒2:46-47 ************************************* 今週のテーマ:清くなる道 きょうの聖書:創世記13:1-18 創世記13章8節9節 アブラムはロトに言った。「どうか私とあなたとの間、また私の牧者たちとあな たの牧者たちとの間に、争いがないようにしてくれ。私たちは、親類同士なのだ から。全地はあなたの前にあるではないか。 「平和ときよめ」 創世記13章は、アブラハムが手を携えて共にウルから旅をしてきた甥のロトと の別れた場面です。土地が狭かったためにアブラハムの僕とロトの僕との間に争 いが起こり、解決策としてアブラハムはロトに低地の肥沃な土地を取らせ、自分 は山間の荒れ地を選んだのです。 ロトが選んだのはソドムという罪が蔓延していた土地でした。経済的に豊かな土 地には欲に目がくらんだ人々が多く集まるものです。経済を優先し、神様を疎か にすることは、私たちが目指す神様の御国には遠ざかることになります。神様を 優先する生活によって私たちはきよいクリスチャンとして成長できるのです。 ヘブル12:14 に「すべての人との平和を追い求め、また、聖められることを追い 求めなさい」という教えがあり、イエス様は「平和をつくる者は幸いです」と語 られました。アブラハムは平和ときよめを追い求め、家族や親類の間に自分の利 益を後回しにしても平和をつくる人だったのです。 私たちの個人的な生活の中でも争いごとは次々に起こってきます。身内同士のト ラブルが多いのです。争いを避けるためには正直に生きることが一番です。争い を感じたら、自分がリスクを負う姿勢で解決に向かって直ぐ行動を起こすことで す。神様は平和の神と言われているとおり、平和に向かっている人を祝福してく ださるのです。 祝福を祈ります。