今日の聖句 9月1日(火) 私は、この口をもって、大いに主に感謝します。 私は多くの人々の真ん中で、賛美します。 詩篇109:30 ちょうどこのとき、彼女(アンナ)もそこにいて、神に感謝をささげ、そして、 エルサレムの贖いを待ち望んでいるすべての人々に、この幼子のことを語った。 ルカ2:38 ************************************* 今週のテーマ:清くなる道 きょうの聖書:創世記12:1-9 創世記12章1節2節3節 主はアブラムに仰せられた。「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家 を出て、わたしが示す地へ行きなさい。そうすれば、わたしはあなたを大いなる 国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は 祝福となる。あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたし はのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」 「悔い改めること」 この時、アブラハム(アブラム)は75歳で、今のイラクの南部、クエートに近 い場所にあった「ウル」という町に住んでいました。チグリス・ユーフラテス川 が海に流れ込む海辺の大都会でした。メソポタミヤ文明発祥の地で繁栄していま した。神様はアブラハムを選んで、アブラハムとその子孫によって聖い神様の民 を造ろうとしたのです。 アブラハムは迷わずに、わたしが示す地へ行きなさい、という神様の指図に従っ て、トルコのハランを経由して今のエルサレムがあるカナンの地を目指して家族 と共に旅に出たのです。いつの時代にも大都会は人々の欲望が渦を巻き、罪と汚 れが充満しているのです。神様はそういう世界からアブラハムを連れ出して、神 様を信じなければ生きていけない環境に導き出したのです。 アブラハムは天と地の創造者である御父を礼拝するすべての信仰者の父と呼ばれ る人になりました。アブラハムの信仰と御父への誠実な態度は今なお、私たちク リスチャンの模範になっているのです。4節に「アブラムは主がお告げになった とおりに出かけた」と記録されています。この神様への謙遜で従順な生き方が私 たちにとってのお手本なのです。 私たちにとって、父の家を出るとは、自分の自己中心を根源とする罪深い生活を 悔い改めることです。決して「家出」ではありません。私たち人類を含む全万物 は神様によって造られたのであり、神様が創造者としての権威をもって支配して います。自分の思い通りに生きて行こうというとしてもそうはいきません。こう いう傲慢不遜を悔い改めることがきよい人間になる第一歩なのです。 祝福を祈ります。