今日の聖句 8月27日(木) 寄るべのない者をしいたげる者は自分の造り主をそしり、 貧しい者をあわれむ者は造り主を敬う。 箴言14:31 私の肉体には、あなたがたにとって試練となるものがあったのに、あなたがたは 軽蔑したりきらったりしないで、かえって神の御使いのように、またキリスト・ イエスご自身であるかのように、私を迎えてくれました。 ガラテヤ4:14 ************************************* 今週のテーマ:神による救い きょうの聖書:2コリント3:7-11 コリント人への手紙第二3章7節8節9節 もし石に刻まれた文字による、死の務めにも栄光があって、モーセの顔の、やが て消え去る栄光のゆえにさえ、イスラエルの人々がモーセの顔を見つめることが できなかったほどだとすれば、まして、御霊の務めには、どれほどの栄光がある ことでしょう。罪に定める務めに栄光があるのなら、義とする務めには、なおさ ら、栄光があふれるのです。 「御霊の務め」 パウロは、パリサイ派という特別に立法に厳しいグループに属すユダヤ教徒でし た。ユダヤ教の律法は礼拝規定が主な内容ですが、禁止事項を定めた掟でもあり ました。ユダヤ教の律法はユダヤ教徒に罪責感を植え込む働きをしました。熱心 に信仰すればするほど罪に苦しむ仕組みだったのです。ユダヤ教徒としてのパウ ロは救いを得ることはできませんでした。 石に刻まれた文字とは、モーセの十戒を指しています。パウロは人を罪に定める 律法とそれをユダヤ人に背負わせたモーセに栄光があるとすれば、人の罪を赦し て、人を神の子として救う神の御霊の働きにはそれ以上の栄光があるのではない かと語りかけています。事実、パウロは御霊様によって救われ、神様のために生 きる人に造り替えられたのです。 御霊の務めとは、人の心の中に住み、その人を神様を崇め、イエス・キリストを 信じる人に仕立てあげるというところにあります。そして、御霊様は、私たちキ リストを信じる人に罪の赦しを与え、神の子として生きていく希望と力を授けて くれるのです。パウロは御霊様の働きに十分に信頼するように私たちを促してい ます。伝道も牧会も全ての働きの実行者は御霊様なのです。 私たちの御霊様への信頼はお祈りによって表現されます。祈らないということは それだけで、神様を拒絶し、御霊様の働きを否定する大きな罪に当たるのです。 お祈りの中で神様に感謝し、神様を賛美し、御霊様の御働きに期待する私たちの 信仰を表明させて頂きましょう。神様は神様に頼る人を助けてくださるのです。 祝福を祈ります。