今日の聖句 8月26日(水) まず、主のことばを伺ってみてください。 2歴代誌18:4 良い地に蒔かれるとは、みことばを聞いて受け入れ、三十倍、六十倍、百倍の実 を結ぶ人たちです。 マルコ4:20 ************************************* 今週のテーマ:神による救い きょうの聖書:1コリント11:17-34 コリント人への手紙第一11章24節25節26節 「これはあなたがたのための、わたしのからだです。わたしを覚えて、これを行 いなさい。」夕食の後、杯をも同じようにして言われました。「この杯は、わた しの血による新しい契約です。これを飲むたびに、わたしを覚えて、これを行い なさい。」ですから、あなたがたは、このパンを食べ、この杯を飲むたびに、主 が来られるまで、主の死を告げ知らせるのです。 「パンとぶどう」 このイエス様のことばは私たちが聖餐式を行うときに読まれているものです。逮 捕される前にイエス様は弟子たちと共に地上での最後になる過越の祝いの食事 をしました。その席上でご自分の身体を神様に献げ、すべての人に罪の赦しと救 いを与えることを宣言していることばです。 パウロはコリント教会とすべてのクリスチャンに、聖餐式を通してイエス・キリ ストの十字架の死と復活の意味をよく理解し、合わせて世界の人々にキリストの 十字架によって与えられる救いを告げ知らせなさいと教えているのです。文字を 知らない人たちに福音を知らせるには最も良い方法だったのです。 ところが、コリント教会ではこれを誤ってしまいました。聖餐式の前に宴会や愛 餐会を開催して、酒に酔う人がいたり、食事を口にできない人がいたりという混 乱を招いてしまったのです。教会の根本は、互いに愛し合うということと、福音 を伝えるというところにあります。教会の活動はこの原点を見失うわず行われな ければなりません。愛と宣教による建て上げということです。 聖餐式のパンとぶどう酒は、イエス・キリストの身体と血液の象徴であり、キリ ストの犠牲を表現しています。聖餐式はキリストが最も明瞭に臨在を現す場面で あり、福音が私たちの心の内側に入り、私たちが信仰を強められるときです。イ エス・キリストの死は、罪人である自分の死であるとしっかり自覚してパンとぶ どうを頂きたいです。 祝福を祈ります。