今日の聖句 8月25日(火) 今、わたしは穀物と新しいぶどう酒と油とをあなたがたに送る。 あなたがたは、それで満足する。 ヨエル2:19 イエスは、群衆に命じて草の上にすわらせ、五つのパンと二匹の魚を取り、天を 見上げて、それらを祝福し、パンを裂いてそれを弟子たちに与えられたので、弟 子たちは群衆に配った。人々はみな、食べて満腹した。 マタイ14:19-20 ************************************* 今週のテーマ:神による救い きょうの聖書:ローマ11:25-36 ローマ人への手紙11章25節26節27節 イスラエル人の一部がかたくなになったのは異邦人の完成のなる時までであり、 こうして、イスラエルはみな救われる、ということです。こう書かれているとお りです。「救う者がシオンから出て、ヤコブから不敬虔を取り払う。これこそ、 彼らに与えたわたしの契約である。それは、わたしが彼らの罪を取り除く時であ る。」 「ユダヤ人の救いと私たちの伝道」 ローマ人への手紙は使徒パウロがローマにいるクリスチャンに宛てて書いた手紙 です。この手紙には、旧約聖書に書かれている神様の救いがどういうものである のかがつぶさに述べられてれています。特に、この9章から11章はユダヤ人の 救いについて語られています。26節はイザヤ59:20、27節はイザヤ27:9にあり ます。ヤコブとはイスラエルという人物の旧名で、イスラエルと同じです。 ユダヤ人は救われないのか、という大きな問題があります。パウロは神様の契約 と神様の救いは確実なものなので、神様が主体的に働いてユダヤ人の心から不敬 虔を取り払い、ユダヤ人の罪を取り除くので、ユダヤ人の立場に関わりなくイス ラエルはすべて救われるのだと語っているのです。その証拠の一つが、イザヤが 予告したとおりに救い主はシオン・エルサレムに現れたと指摘しているのです。 私たちの場合もイスラエルと同様に、神様が私たちの心から不敬虔と罪を取り除 いてくださったので、神様の救いを頂くことができたのです。神様に従いたくな いという気持ちや、神様に背きたいという考えは私たちの心の奥底にあるので、 私たちは自分でそれを処理することができません。罪とか、不敬虔とかは身体の 内臓にできる癌のようなもので、自分で切り取って捨てるということができない から神様に処置してもらわなければならないのです。 いつイスラエルが救われるのかという時期をパウロは異邦人の救いが完成した後 だと言っています。全世界のすべての国とすべての民族に福音が届いた後で、神 様は本家本元のイスラエルを救うというご計画を持っているのだと教えているの です。今は、宣教の働きは異邦人クリスチャンの手に委ねられています。神様の 救いのご計画の完成のために私たちに与えられた使命をしっかり果たしていきた いと思います。私たちは来月、千葉の本部でお互いの宣教と伝道について分かち 合う時を持ちます。祈りを以て備えてお集まりください。 祝福を祈ります。