今日の聖句 8月22日(土) 主はいつくしみ深い。主を待ち望む者、主を求めるたましいに。 エレミヤ哀歌3:25 あなたがたはすでに、主がいつくしみ深い方であることを味わっているのです。 1ペテロ2:3 ************************************ 今週のテーマ:神の約束は変わらない きょうの聖書:ホセヤ8:1-8 ホセヤ書8章8節 イスラエルはのみこまれた。今、彼らは諸国の民の間にあって、 だれにも喜ばれない器のようだ。 「神様に喜ばれる器」 ホセヤは北イスラエルでアッシリヤに攻め滅ぼされる15年ほど前まで活動した 預言者です。ヨナやアモスとほぼ同時代の人です。ホセヤの後、北イスラエルで は神様の言葉を告げる預言者は登場しません。神様のみことばは北イスラエルを 離れてしまったのです。神様から捨てられた人に未来はありません。 偶像礼拝により創造者である神様を捨てた北イスラエルはあらゆる面で衰退し、 外国の侵略に対抗する力を失っていました。それでも神様は北イスラエルに対し て悔い改めを促し、御父への信仰に復帰するように招き続けていたのです。ホセ ヤの預言は北イスラエルへの最後の警告となったのです。 今の時代のクリスチャンにとっての偶像礼拝は自己中心に生きることです。偶像 礼拝と自己中心な生活は、自分の欲望を正面に押し立てて生きていくという点に 於いて同様であるのです。自分の祈りと行動が誰に利益をもたらすものであるの かを考えて、キリストのために生きる道を常に選んでいきたいと思います。人か ら捨てられた人物を最後まで捜し続けてくださるのはキリストだけです。 被造物である私たちは、創造者を喜ばせる者であるときに、真の生きがいに満た されます。生徒は教師に喜ばれたいものです。子どもの喜びは親に褒められるこ とです。私たちが神様よりも自分を優先することは、幼児が親を捨てることに等 しい罪であるのです。神様を捨てた人が、神様から褒められることはあり得ませ ん。サタンの手に落ちていた私たちをキリストが自分のいのちと引き替えに神の 子として再起させてくださったことを忘れてはならないのです。 祝福を祈ります。