今日の聖句 8月21日(金)

神は、深くて測り知れないことも、隠されていることもあらわし、
暗黒にあるものを知り、ご自身に光を宿す。
ダニエル2:22

主は、やみの中に隠れた事も明るみに出し、
心の中のはかりごとも明らかにされます。
１コリント4:5

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今週のテーマ：神の約束は変わらない
きょうの聖書：ホセヤ2:14-23

ホセヤ書２章２３節

わたしは彼をわたしのために地にまき散らし、「愛されない者」を愛し、
「わたしの民でない者」を、「あなたはわたしの民」と言う。
彼は「あなたは私の神」と言おう。

「異邦人の救い」

神様はユダヤ人を離散させ、神の民と呼ばれたことのない異邦人に「あなたはわ
たしの民」と言って愛を注ぐと語られています。そして、異邦人が神様に向かっ
て「あなたは私の神」と賛美するようになると告げているのです。異邦人に救い
を与えるという約束のみことばです。もともと救いはイスラエルに向けて語られ
ていましたが、その救いは今、全世界に広がっているのです。

これは律法の義を追い求めたユダヤ人が救われず、かえって「義を追い求めなか
った異邦人は義を得ました」として果たされた神様の約束としてローマ人への手
紙で紹介されています。ペテロは「あなたがたは、以前は神の民ではなかったの
に、今は神の民であり、以前はあわれみを受けない者であったのに、今はあわれ
みを受けた者です」とこのみことばへの解釈を述べています。

規則を守らなければ社会の秩序は保てませんので、規則はとても大切です。しか
し、それは社会の秩序の話であって、人々の心に平安を与えるためではありませ
ん。私たちは「神様が私を守ってくださる」と信じるとき、神様から与えられる
平安を得ることができるのだということです。私たちはユダヤ教の律法主義とい
うものを知らなかったので、単純に神様の守りを信じて救われたのです。

このホセヤ2:23のみことばは、選民が救われるのも、異邦人が救われるのも、
救いの根源は神様の愛と恵みによるということを教えています。救いの主体は、
主である神様だということです。誰かが他の人より優れているから救われるとい
うことではなく、誰かが人より劣っているから救われないということもありませ
ん。神様は神様を信じる全ての人の心に平安を与えてくださいます。恵み深い神
様に感謝します。

祝福を祈ります。