今日の聖句 8月10日(月) 大人数によるのであっても、小人数によるのであっても、主がお救いになるのに 妨げとなるものは何もない。 1サムエル14:6 だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて これらのものはすべて与えられます。 マタイ6:33 ************************************* 今週のテーマ:神の導き きょうの聖書:2歴代誌15:1-8 歴代誌第二15章7節8節 しかし、あなたがたこそ強くあってほしいのです。力を落としてはなりません。 あなたがたの働きには報いが伴っているからです。アサは、これらのことばと預 言者オデデによって預言されたことを聞いたとき、奮い立って、ユダとベニヤミ ンの全地から、また彼がエフライムの山地で攻め取った町々から、忌むべき物を 除いた。そして、主の玄関の前にあった主の祭壇を新しくした。 「礼拝の刷新」 これは、ユダ国のオデデという予言者がその国の王であるアサに語ったことばの 一部です。その時期は、ソロモンの死によって国が南北に分裂してから40年ほ ど経過していました。ユダ国は北のイスラエルとの戦いが絶えず、且つ、クシュ と呼ばれる今のエチオピヤからの攻撃を退けてた直後でした。アサはソロモンか ら数えて4代目であり、レハブアム王の孫に当たる人物です。 アサ王は、王位について以来、祈り深くあり、偶像を撤去し、国民に対しては律 法を遵守させるように努力していました。しかし、国内外の治安の乱れは治まっ ていませんでした。神様はオデデに神様の御霊を注いでアサに「あなたがたこそ 強くあってほしいのです」と言わせたのです。神様に対して敬虔に生きる人が勇 敢に立ち上がるとき国は安定し、人々は安らかに生きることができるからです。 神様がアサの信仰を祝福して期待しているということです。 アサはオデデのことばを聞いたときに、自分の支配地全域から偶像その他の忌む べきもの、罪に当たるものを取り除き、更に、祭壇を新調して御父への礼拝に力 を注ぎました。これは、悔い改めを徹底したということです。信仰を持って礼拝 している人でも、その生活の中に改めるべき事がらは多々あるものです。「もう 自分には悔い改めることは何も無い」と言える人はいないということです。 アサは礼拝を刷新しました。私たちも、聖書のみことばに導かれ、常に「本来は どうあるべきか」を考えて行動していくことが必要です。キリストはまさに本来 の在り方を貫いた御方です。パウロは弟子のテモテに「聖書はすべて、神の霊感 によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です」と言って信仰 の指導をしました (2テモテ3:16)。神様は預言者を通し、聖書を通して私たちを 神様の御国へと導いてくださいます。 祝福を祈ります。