今日の聖句 8月9日(日) 主はすべての心を探り、すべての思いの向かうところを読み取られるからである。 1歴代誌28:9 あなたは、祈るときには自分の奥まった部屋に入りなさい。そして、戸をしめて、 隠れた所におられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れた所で見ておられ るあなたの父が、あなたに報いてくださいます。 マタイ 6:6 ************************************** 今週のテーマ:神の導き きょうの聖書:2歴代誌5:2-14 歴代誌第二5章13節 ラッパを吹き鳴らす者、歌うたいたちが、まるでひとりででもあるかのように一 致して歌声を響かせ、主を賛美し、ほめたたえた。そして、ラッパとシンバルと さまざまの楽器をかなでて声をあげ「主はまことにいつくしみ深い。その恵みは とこしえまで」と主に向かって賛美した。そのとき、その宮、すなわち主の宮は 雲で満ちた。 「エルサレム神殿」 ソロモンが建てたエルサレム神殿に主の栄光が神の宮に満ちました。2歴代誌5 章は1列王記8章の並行記事です。列王記はユダヤがバビロニヤの補囚となる前 にエレミヤなどの予言者によって書かれ、歴代誌は補囚後にエズラによって書か れたと言われています。そして、歴代誌はバビロンからエルサレムに帰還したユ ダヤ人に神殿での礼拝を重んじるように指導するために書かれたのです。 神殿の意義は、先ず第一に、神様の臨在の場所であること、第二に、恒久的礼拝 場所であるということ、第三に、神様と神様の民の契約の象徴であること、第四 は、神の民に罪の重さと罪の赦しを教える実物教育であること、第五は、キリス トの到来を予告するものであり、第六は、当時の建築技術と科学、芸術の粋を集 めて神様を讃美していること、第七は、祈りの場所であることです。 エルサレムに建てられた神様の神殿は、神様の民を養い導くために神様によって 建てられたのです。イエス・キリストは復活して永遠の神殿となりました。エル サレレム神殿もキリストの型なのでした。キリストは、神殿の意義の第一から第 七にはるかに優る存在であり、宮に満ちた雲に象徴される栄光にも優る栄光で輝 いている御方です。 神様はいく世代、いく世代もの長い年月をかけて神様の民を導き続けました。こ れからも神様は私たちを導き続けます。私たちは到達もしていませんし、勿論、 完成もされていません。キリストが再臨する日、神様の長いご計画が達成されま す。私たちはその日を待ち望みつつ今の時を希望を持って生きているのです。 祝福を祈ります。