今日の聖句 8月8日(土) 実に、彼らはわたしに背を向けて、顔を向けなかった。 それなのに、わざわいのときには『立って、私たちを救ってください』と言う。 エレミヤ2:27 わたしの愛の中にとどまりなさい。 ヨハネ15:9 ************************************* 今週のテーマ:真心を込め主に仕えよ きょうの聖書:1歴代誌16:7-22 歴代誌第一16章8節〜14節 主に感謝して、御名を呼び求めよ。そのみわざを国々の民の中に知らせよ。 主に歌え。主にほめ歌を歌え。そのすべての奇しいみわざに思いを潜めよ。 主の聖なる名を誇りとせよ。主を慕い求める者の心を喜ばせよ。 主とその御力を尋ね求めよ。絶えず御顔を慕い求めよ。 主が行われた奇しいみわざを思い起こせ。その奇蹟と御口のさばきとを。 主のしもべイスラエルのすえよ。主に選ばれた者、ヤコブの子らよ。 この方こそ、私たちの神、主。そのさばきは全地にわたる。 「4首の賛美」 イスラエルで初代のサウル王がペリシテとの戦いで戦死した後、全イスラエルは ダビデによって統一されました。ダビデはエルサレムに王宮を建て、ダビデの町 に契約の箱を安置する幕屋を建てました。一連の工事が終わったとき、ダビデは 聖歌隊長であるアサフが率いる聖歌隊によって盛大に神様を賛美させました。 8節から36節までに4首の賛美が歌われたことが記録されています。上に掲げ たものはその賛美の第一首です。ダビデは、神様によってイスラエルが統一され たこと、神様の臨在の象徴である契約の箱を安置する幕屋が建てられたこと、王 宮が建設されたこと等について感謝する賛美の歌を歌わせたのです。 サウル王に命を狙われ、イスラエル全土を逃げ回り、終いには敵国ペリシテの王 に身柄の保護を求めなければならないという辛い経験をしたダビデには、イスラ エル王国が建国できたことは自分の手柄ではないことがよく解っていました。神 様の御わざであることを肌で感じて感謝しているのです。 自分の身ひとつ自分では守れなかったダビデには、自分にはイスラエル王国を守 り抜く力は無いことが分かっていました。それで最後の4首目では「私たちの救 いの神よ。私たちをお救いください。国々から私たちを集め、私たちを救い出し てくださいと、救いを求めています。神様はご自分を頼る人には守りと助けをあ たえてくださるお方です。 祝福を祈ります。