今日の聖句 7月31日(金) あなたこそ、私の救いの神、私は、あなたを一日中待ち望んでいるのです。 詩篇25:5 コロサイ4:2 目をさまして、感謝をもって、たゆみなく祈りなさい。 ************************************* 今週のテーマ:キリストを模範として きょうの聖書:1ペテロ2:11-25 ペテロの手紙第一2章21節22節23節 キリストも、あなたがたのために苦しみを受け、その足跡に従うようにと、あな たがたに模範を残されました。キリストは罪を犯したことがなく、その口に何の 偽りも見いだされませんでした。ののしられても、ののしり返さず、苦しめられ てもおどすことをせず、正しくさばかれる方にお任せになりました。 「模範」 イエス様は私たちのために苦しみを受け、その足跡に従うようにと、私たに模範 を残してくださいました。無実なお方が罪人である私たちの身代わりに十字架の 死という処罰を受けてくださったということです。その時に、イエス様はご自分 に手を下す人々のために、ののしるどころか御父に赦しを求めて祈ってください ました。 イエス様はご自分が無実なのに悪逆非道な人々から殺されるということについて の一切を神様にお任せしていました。善悪を判断することは神様お一方であると いう基準もここに示していて下さいます。神様の判断は絶対公正であるという確 信がイエス様の心の中にありました。 個人的な分野においては、私たちは自分を中心に物事を考えますし、とっさには 相手の立場に立って考えることはなかなかできないので、自分は正しく、相手が 間違っていると思いがちです。ところが、イエス様から与えられた模範を受けと めるときに、私たちも判断は神様に任せるということができるのです。 この模範の教えはパウロが当時の奴隷という勝手に発言できない立場にある人た ちのために書いたものです。自由人なら、なおさら、神様に判断を委ねるという ことに心を留めていなければならないと思います。イエス様の死も、私たちが不 当な扱いを受けることも、神様が承認している事だからです。イエス様はこのこ との模範なのです。 祝福を祈ります。