今日の聖句 7月23日(木)

やみの中にすわっていても、主が私の光であるからだ。
ミカ7:8

わたしは光として世に来ました。わたしを信じる者が、だれもやみの中にとどま
ることのないためです。
ヨハネ12:46

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今週のテーマ:生ける神
きょうの聖書:ヨナ4:1-11

ヨナ書4章10節11節

主はこう言われた。「お前は、自分で労することも育てることもなく、一夜にし
て生じ、一夜にして滅びたこのとうごまの木さえ惜しんでいる。それならば、ど
うしてわたしが、この大いなる都ニネベを惜しまずにいられるだろうか。そこに
は、十二万人以上の右も左もわきまえぬ人間と、無数の家畜がいるのだから。」

「赦す神様」

ヨナが神様のおことば通りに「もう四十日すると、ニネベは滅ぼされる」と警告
したので、ニネベの人たちは悔い改めました。神様はそれを大きく評価してニネ
ベを滅ぼすことを中止しました。悔い改めて神様に立ち返る人には神様は恵みと
祝福を与えてくださるのです。

ヨナの考えは違っていました。罪深く、暴虐に満ちているニネベは赦すべきでは
なく、神様の処罰によって絶滅されるべきだと考えていたのです。凶悪犯が赦さ
れて無罪放免になってしまうのでは、神様を信じてまじめに生きているのはばか
ばかしいと考える人は少なからずいるのだと思います。40日後にはニネベは滅
びると言ったヨナの言葉がうそになってしまったこともヨナには不満でした。

町外れでニネベの町の様子を見ていたヨナに神様はトウゴマという蔓草で日陰を
作ってくれました。次の日、神様はそのトウゴマを枯らしたのです。ヨナは日陰
が無くなってしまったのでそのトウゴマを惜しんだのです。それで、12万人も
の人が住んでいるニネベの町を惜しむ神様の気持ちをヨナに理解させようとした
のです。

聖書は私たちに「さばいてはいけません。さばかれないためです」と教えていま
す。神様の預言者であるヨナはニネベを裁いていたのですが、神様はヨナを赦し
てニネベを赦した神様の気持ちを学ばせました。私たちクリスチャンも時として
他人の罪を咎め立てるようなことがあるかも知れませんが、神様が罪人を赦すお
方であることを心に留めて置きたいと感じました。

祝福を祈ります。