今日の聖句 7月12日(日) 主は国々の間をさばき、多くの国々の民に、判決を下す。彼らはその剣を鋤に、 その槍をかまに打ち直し、国は国に向かって剣を上げず、二度と戦いのことを習 わない。 イザヤ 2:4 兵士たちも、彼に尋ねて言った。「私たちはどうすればよいのでしょうか。」ヨ ハネは言った。「だれからも、力ずくで金をゆすったり、無実の者を責めたりし てはいけません。自分の給料で満足しなさい。」 ルカ3:14 ************************************* 今週のテーマ:神の義によって生きる きょうの聖書:イザヤ44:1-8 イザヤ書44章2節3節4節 恐れるな。わたしのしもべヤコブ、わたしの選んだエシュルンよ。わたしは潤い のない地に水を注ぎ、かわいた地に豊かな流れを注ぎ、わたしの霊をあなたのす えに、わたしの祝福をあなたの子孫に注ごう。彼らは、流れのほとりの柳の木の ように、青草の間に芽ばえる。 「喜びと希望で」 イザヤは南王国ユダでBC.745年頃からBC.695年頃まで活動した予言者 でした。そして、その活動中BC.720年頃、北王国イスラエルは隣国アッシ リヤに攻め滅ぼされてしまいました。原因は偶像礼拝による国力の低下でした。 ユダ王国も同じ末路を迎えることが目に見えていました。 そういう環境の中で、イザヤは神の民イスラエルへの神様の愛を語っています。 罪を犯したために神様の咎めを受けて滅ぼされたとしても、神様は必ずイスラエ ルを回復させると宣言しているのです。偶像礼拝を止め、神様の義によって生き る道に進むように励まし導いているのです。 目の前に悪い状況があるときに、神様によって守られると信じて立ち上がるのに は勇気が必要です。「彼らは、流れのほとりの柳の木のように、青草の間に芽ば える」という約束は国を再建しようとする人にも、人生を立て直そうとする人に も希望の光になります。 自分の犯した罪を素直に認め、神様に対して悔い改め、再起した人こそキリスト の復活を証言する神の証人として生きることができるのです。人生の負債を精算 し、キリストによって恐怖心を取り除いてもらい、立ち上がって神様の義の道を 喜びと希望にみたされて歩いて行きましょう。 祝福を祈ります。