今日の聖句 6月17日(水) 私たちの神、主は、・・・私たちの行くすべての道で、 私たちの通ったすべての民の中で、私たちを守られた方だからです。 ヨシュア24:17 あなたがたを、つまずかないように守ることができ、傷のない者として、大きな 喜びをもって栄光の御前に立たせることのできる方に、すなわち、私たちの救い 主である唯一の神に、栄光、尊厳、支配、権威が、私たちの主イエス・キリスト を通して、永遠の先にも、今も、また世々限りなくありますように。アーメン。 ユダ1:24-25 ************************************** 今週のテーマ:主の道を歩む きょうの聖書:詩篇119:25-40 詩篇119篇33節34節35節 主よ。あなたのおきての道を私に教えてください。そうすれば、私はそれを終わ りまで守りましょう。私に悟りを与えてください。私はあなたのみおしえを守り 心を尽くしてそれを守ります。私にあなたの仰せの道を踏み行かせてください。 私はその道を喜んでいますから。 「笑顔を向けて生きること」 おきてと聞くと第一に思い起こされるのはモーセの十戒です。このおきての中心 点は、人間は自己中心に生きてはならないということです。しかし、人間は本能 的に自己中心です。この詩篇の作者も、自己中心性から離れて、神様を軸にして 生きていけるようにと祈り求めています。 自己中心は自分の利益を求めることを優先する生き方です。そういう生き方を肯 定する考え方が偶像礼拝なのです。パウロはコロサイ3:5で「むさぼりが、そ のまま偶像礼拝なのです」と解説しています。広辞苑でむさぼりを見ると、欲深 くものをほしがる、際限なくほしがる、とでています。欲望の奴隷になる生き方 です。 私たちは、お金や良い評価よりも、神様の愛と恵みの中で生きることの方がはる かに素晴らしい価値があることを知らなければならないのです。イエス様は御父 との極めて良好な関係の中で生き、神様の道を完全に守った方でした。神様は私 たちに御ひとり子をお与えになるほどに愛してくださいましたし、イエス様は御 いのちを与えるほどに私たちを愛してくださいました。 奪い取る人生ではなく、与え尽くす生き方が私たちに示されたのです。それが神 様の道です。使徒の働き20:35に「受けるよりは与える方が、さいわいであ る」と主の道を歩む人の極意が記されています。私たちは無一物でも「笑顔」と いう最高の財産を持っています。イエス様が愛してくれる大きな愛が私たちの笑 顔に磨きをかけてくれるのです。笑顔を向けて生きること、それが主の道です。 祝福を祈ります。