今日の聖句 6月2日(火) しかしモーセは彼に言った。「あなたは私のためを思ってねたみを起こしている のか。主の民がみな、預言者となればよいのに。主が彼らの上にご自分の霊を与 えられるとよいのに。」 民数記11:29 愛を追い求めなさい。また、御霊の賜物、特に預言することを熱心に求めなさい。 1コリント14:1 ************************************** 今週のテーマ:信仰の従順 きょうの聖書:1サムエル3:1-18 サムエル記第一3章9節10節11節 サムエルは行って、自分の所で寝た。そのうちに主が来られ、そばに立って、こ れまでと同じように「サムエル。サムエル」と呼ばれた。サムエルは「お話しく ださい。しもべは聞いております」と申し上げた。主はサムエルに仰せられた。 「見よ。わたしは、イスラエルに一つの事をしようとしている。それを聞く者は みな、二つの耳が鳴るであろう。・・・」 「愛と正義に生きる人」 イスラエルの予言者サムエルがまだ子どもだったときの話です。夜半に神様がサ ムエルを呼びました。サムエルは「お話しください。しもべは聞いております」 と答えました。私たちのに日常の礼拝の中でも「主よ。お話し下さい」という神 様の声を聞こうとする姿勢はとても大事です。 この時のイスラエルの祭司は「エリ」という人物です。エリの二人の子どもたち も祭司職に就いていましたが、子どもたちは国民から賄賂を取っていました。こ れは大きな罪です。そして、エリは子どもたちを指導する力を失っていました。 神様を信じて礼拝するということは、神様に従って、愛と正義に生きるというこ とです。 神様は少年サムエルにエリとエリの子どもたちに裁きを下すことを告げました。 信仰の指導者である祭司は国民の模範でなければならないのです。信仰の従順を 忘れてしまったエリとその家族には神様からの重い処罰が下されることになりま した。サムエルは神様のお告げを隠さずにエリに告げました。 神様はイエス様の十字架によって、私たちを赦して礼拝できるようにして下さい ましたが、私たちが愛と真実を忘れて、敵意と不正に陥るならば処罰はためらわ ない御方です。私たちの罪を赦すために御子イエス・キリストを十字架につけた 御方は、私たちの心と生活の中にある罪を見過ごされません。悔い改めることは 信仰の従順の第一歩です。愛と正義に生きる人でありたいです。 祝福を祈ります。