今日の聖句 5月19日(火)【リバイバル記念日】 わたしは彼らの同胞のうちから、彼らのためにあなたのようなひとりの預言者を 起こそう。わたしは彼の口にわたしのことばを授けよう。 申命記 18:18 神は、むかし父祖たちに、預言者たちを通して、多くの部分に分け、 また、いろいろな方法で語られましたが、 この終わりの時には、御子によって、私たちに語られました。 ヘブル1:1-2 ************************************** 今週のテーマ:神の民 きょうの聖書:ローマ4:13-25 ローマ人への手紙4章13節14節 世界の相続人となるという約束が、アブラハムに、あるいはまた、その子孫に与 えられたのは、律法によってではなく、信仰の義によったからです。もし律法に よる者が相続人であるとするなら、信仰はむなしくなり、約束は無効になってし まいます。 「約束への信頼」 ローマ人への手紙の4章には、私たちが神様から受ける救いは、ユダヤ教の律法 を守るものに与えられるのではなく、イエス・キリストを信じる信仰によるのだ ということが述べられています。そして、ここでいう信仰とは、神様と人との間 の約束を信じることだと言われています。神様がアブラハムと交わした約束はア ブラハムのように神様を信じる者には今でも有効なのです。 アブラハムの信仰は、神にはできる、という信仰でした。自分が既に老人になり 妻のサラも子どもを産める年齢は過ぎていましたが、アブラハムは神様には自分 に後継者を与える力があると考えたのです。また、その一人息子を神様に献げな さいと要求されたときにも、神様は死者の中から一子イサクを復活させる力があ ると信じたのです。 神様は約束通りにアブラハム夫妻にイサクを与え、更に、イサクをいけにえとし て献げる決心をしたアブラハムには、神様は、神様の約束を信じる者に救いを与 えられることを明確にお示しになりました。神様の私たちに対する救いのわざは 神様の約束のみことばを根拠として私たちに与えられているのです。どういう理 由で神様が私たちを愛し、どういう理由で神様が私たちを救うのかと問えば、神 様は私たちに、私があなたを救うと約束したではないか、と言われるのです。 律法の行いというのは、今の時代の私たちにとっては、形式的だけで実体のない 宗教上の行いということです。私たちの信仰は実質の伴ったものでなければなら ないのです。聖書のみことばは必ず自分の身の上に実現するという信仰です。ア ブラハムの信仰はそういう信仰だったのです。聖書は神様が私たち人間との間に 交わした契約書なのです。この契約は必ず履行されます。 祝福を祈ります。