今日の聖句 5月14日(木)【昇天日】 彼らはその剣を鋤に、その槍をかまに打ち直し、 国は国に向かって剣を上げず、二度と戦いのことを習わない。 イザヤ2:4 暗黒と死の陰にすわる者たちを照らし、われらの足を平和の道に導く。 ルカ1:79 ************************************** 今週のテーマ:義を追い求めよ きょうの聖書:マタイ12:9-21 マタイの福音書12章18節〜21節 「これぞわたしの選んだわたしのしもべ、わたしの心の喜ぶわたしの愛する者。 わたしは彼の上にわたしの霊を置き、彼は異邦人に公義を宣べる。 争うこともなく、叫ぶこともせず、大路でその声を聞く者もない。 彼はいたんだ葦を折ることもなく、くすぶる燈心を消すこともない、 公義を勝利に導くまでは。異邦人は彼の名に望みをかける。」 「キリストによる補完」 マタイはイザヤ書42章の冒頭部分を引用して、イエス様が全世界に癒しと救い をもたらす神様であるキリストですと紹介しました。聖書で言う公義とは、神様 による救いのことです。葦そのものも、灯も極めて弱い存在です。しかもいたん だ葦、くすぶる灯心は今にも消滅しそうな状態です。キリストはそのような弱者 に御手が伸べられるのです。 マタイの見ている目の前で、イエス様はパリサイ人たちの批判と敵意のこもった 視線を受けながら、生まれつき手の萎えた人の手を癒されました。それを見たパ リサイ人たちは具体的にイエス様を殺害する手段を選びに走り出したのですが、 マタイは、その癒しの光景が、イザヤ書42章に出ていることに気付いて書きの ことたのです。私たち異邦人もイエス様の救いに期待しています。 私たちすべての人間にとってイエス・キリストは永遠の希望です。キリストの中 に神様の栄光が満ちているからです。イエス・キリストに救いがあり、イエス・ キリストに癒しがあり、イエス・キリストに愛と恵みがあり、イエス・キリスト に輝く未来があるからです。イエス様は私たちの不足をことごとく満たしてくだ さる御方なのです。 私たちはくすぶる灯心、いたんだ葦のような存在です。強さは何処にもありませ ん。しかし、キリストはキリストの中にある無限の力を私たちに与えて、私たち を癒し、私たちを神様の御前に立てる者にしていてまださいます。私たちはキリ ストの力に補われて生き、私たちはキリストの力に補われて神様の御前で満足な 者とされているのです。補いはオギナイと読み、。補完されるということです。 祝福を祈り李ます。