今日の聖句 4月23日(木) あなたの嘆き悲しむ日が終わるからである。 イザヤ60:20 神の愛のうちに自分自身を保ち、永遠のいのちに至らせる、私たちの主イエス・ キリストのあわれみを待ち望みなさい。 ユダ1:21 ************************************* 今週のテーマ:主に仕えよ きょうの聖書:レビ16:20-34 レビ記16章29節30節 以下のことはあなたがたに、永遠のおきてとなる。第七の月の十日には、あなた がたは身を戒めなければならない。この国に生まれた者も、あなたがたの中の在 留異国人も、どんな仕事もしてはならない。なぜなら、この日に、あなたがたを きよめるために、あなたがたの贖いがなされるからである。あなたがたは、主の 前でそのすべての罪からきよめられるのである。 「贖罪日」 これは、今でもユダヤ教で守り継がれている贖罪日に関する教えです。日程はユ ダヤ歴の7月10日で太陽暦では9月から10月にかけてのある1日です。大祭 司が選ばれた山羊の頭に手を置き、全イスラエルの罪を山羊に着せて荒野に放つ という儀式です。それに加えて聖所で罪のためのいけにえが献げられます。 この儀式は新約聖書の中では、ヘブル人への手紙の7章と9章で詳しく扱われて います。罪の赦しとたましいのきよめはイエス・キリストの十字架の死と復活に よって完成されました。私たちはキリストを信じることによってのみ救いを受け ることが出来るのです。 レビ記のこの規定は、イエス・キリストによる救いのひな形であり、イエス・キ リストによって罪の赦しとたましいのきよめが成し遂げられることを予告してい るものなのです。ヘブル人への手紙の著者は「やぎと雄牛の血、また雌牛の灰を 汚れた人々に注ぎかけると、それが聖めの働きをして肉体をきよいものにすると すれば、まして、キリストが傷のないご自身を、とこしえの御霊によって神にお ささげになったその血は、どんなにか私たちの良心をきよめて死んだ行いから離 れさせ、生ける神に仕える者とすることでしょう」と書いています。 基督聖協団で毎年開催されていた「聖会」は基督聖協団の牧師と信者全員に神様 に対する悔い改めとイエス・キリストに対する信仰を更新させるために行なわれ ていました。私たちは今、毎朝、イエス・キリストの十字架に立ち返り、新たな キリストの血潮の注ぎを受けて、聖い信仰を刷新させられて日々の信仰生活を営 んでいるのです。毎日が贖罪日です。 祝福を祈ります。