今日の聖句 4月16日(木) 主は正義を行われる。 しかし、私は主の命令に逆らった。 哀歌1:18 立って父のところに行って、こう言おう。お父さん。私は天に対して罪を犯し、 またあなたの前に罪を犯しました。 ルカ15:18 ************************************* 今週のテーマ:信仰の生活 きょうの聖書:出エジプト12:1-14 出エジプト記12章12節13節 その夜、わたしはエジプトの地を巡り、人をはじめ、家畜に至るまで、エジプト の地のすべての初子を打ち、また、エジプトのすべての神々にさばきを下そう。 わたしは主である。あなたがたのいる家々の血は、あなたがたのためにしるしと なる。わたしはその血を見て、あなたがたの所を通り越そう。わたしがエジプト の地を打つとき、あなたがたには滅びのわざわいは起こらない。 「身代わり」 イスラエルの民はエジプトで奴隷にされていました。神様はエジプトの地のすべ ての初子を打ち、その混乱に乗じて一気にイスラエルをエジプトから脱出させま した。神様はエジプト人とイスラエル人を区別する方法として、子羊を屠殺して その肉を焼いて食べることと、子羊の血をイスラエル人の家の玄関(鴨居)に塗 ることを命じました。 エジプトの地で初子が皆殺しになるという災いが起こるとき、イスラエルの家に は災いが入らないようにするためです。この時、屠殺された子羊を「過ぎ越の子 羊」と呼びます。子羊の犠牲によって災いが過ぎ越したからです。イスラエルが 救われるためにエジプトの初子と、当歳の子羊が犠牲になったのです。 私たちクリスチャンが救われるために、神様の御子イエス・キリストが犠牲にな りました。イエス様は過ぎ越の子羊として屠られたのです。神様を否定し、神様 を無視し、神様に背いて生きていくということは、キリストがいのちを犠牲にし なければ解決されないほどの大罪だったのです。 14節にはイスラエルに対して、過ぎ越の祭りは「代々守るべき永遠のおきてと してこれを祝わなければならない」と命じられています。私たちにとってのキリ ストの十字架は、毎日立ち返っていく信仰の原点になっているのです。キリスト の身代わりの死がなければ私たちが救われるということは無かったからです。 祝福を祈ります。