今日の聖句 4月11日(土) 主は、人の行いを喜ぶとき、その人の敵をも、その人と和らがせる。 箴言16:7 平和の神が、あなたがたすべてとともにいてくださいますように。アーメン。 ローマ15:33 どうか、 ************************************** 今週のテーマ:復活の主 きょうの聖書:使徒10:34-43 使徒の働き10章34節35節36節 そこでペテロは、口を開いてこう言った。 これで私は、はっきりわかりました。神はかたよったことをなさらず、どの国の 人であっても、神を恐れかしこみ、正義を行う人なら、神に受け入れられるので す。神はイエス・キリストによって、平和を宣べ伝え、イスラエルの子孫にみこ とばをお送りになりました。このイエス・キリストはすべての人の主です。 「一致と協力」 これは、イスラエルの大きな港町カイザリヤに住んでいたローマ軍の百人隊長コ ルネリオの家で、ペテロがコルネリオとその仲間たちに語った言葉です。キリス トの復活の直後は、ユダヤ人以外は神様の救いを受けられないと考えられていま した。神様はペテロにユダヤ教の律法で禁じられている食べ物を食べるように導 き、コルネリオには、ヨッパにいるシモンという人を招きなさいと告げました。 ペテロはコルネリオの家に着き、コルネリオがペテロを招いた理由を知って、禁 じられている食べ物と、禁じられている異邦人の救いの関係を、キリストの救い は、ユダヤ人だけのものではなく、広く全世界のすべての人に向けられているも のであると理解して「このイエス・キリストはすべての人の主です」と宣言した のです。 ユダヤ人を選民と呼び、異邦人とは、ユダヤ人以外のすべての国の人々を指す言 葉です。ユダヤ人は、長い年月を費やして神様との関係を発展させてきた国民で す。異邦人は、このイエス・キリストの十字架の死と復活の出来事が起こるまで 聖書そのものを知らず、神様の救いには縁のない生活をしていました。 キリストの死とともにユダヤ教の律法主義は切って捨てられ、キリストの復活と ともに、私たち異邦人もキリストの恵みと神様の永遠の愛、そして聖霊様との深 い交わりの中で、何物にも妨げらない平安な信仰生活が出来るようになったので す。ユダヤ人と異邦人の両者は、お互いにキリストの体である教会を組織し、こ こに於いて一体の者となったのです。すべての人の主であるキリストは、すべて の世界に一致と協力をもたらします。 祝福を祈ります。