今日の聖句 4月9日(木) 主よ。あなたの恵みと、あなたの救いとが、 みことばのとおりに、私にもたらされますように。 詩篇119:41 私たちの主イエス・キリストと、私たちの父なる神、すなわち、私たちを愛し、 恵みによって永遠の慰めとすばらしい望みとを与えてくださった方ご自身が、あ らゆる良いわざとことばとに進むよう、あなたがたの心を慰め、強めてください ますように。 2テサロニケ2:16-17 ************************************** 今週のテーマ:復活の主 きょうの聖書:詩篇31:1-14 詩篇31篇5節〜8節 私の霊を御手にゆだねます。真実の神、主よ。  あなたは私を贖い出してくださいました。 私は、むなしい偶像につく者を憎み、主に信頼しています。  あなたの恵みを私は楽しみ、喜びます。あなたは、私の悩みをご覧になり、 私のたましいの苦しみを知っておられました。あなたは私を敵の手に渡さず、 私の足を広い所に立たせてくださいました。 「全面的信頼」 これはダビデがキリストの受難と復活を謳った詩であり、ダビデの祈りです。 キリストの受難と復活は天地創造と共に創造者によって計画されていたことで した。「私の霊を御手にゆだねます」という言葉は、神様が自分の悩みも苦しみ も完全に知っていてくださるという全面的信頼から生まれている言葉です。 ダビデは決死の覚悟で創造者への信仰を表明しました。何があっても御父である 神様から偶像に目を向け変えるようなことはしませんと語っています。神様によ って永遠の救いが与えられることを既定の事実として捉えています。「もしかし たら、十分に祈れば、神様が私を救ってくれるかも知れない」というような曖昧 なことではないのです。 イエス様は「父よ。わが霊を御手にゆだねます」と言って、息を引き取られまし た。ステパノは石打にされて「主イエスよ。私の霊をお受けください」と叫んで でいます。ダビデもイエス様もステパノも神様に対して全面的信頼を捧げていた のです。癒されれば信じるとか、祝福があれば信じるということではありません でした。 死を前にして、地上での神様の愛から、永遠の世界での神様の愛の中に移される だけだと確信していることが分かります。私たちは、所有物、家族、職業などす べてを神様の御手にゆだねます。とりわけ、自分自身を神様の御手にゆだねるこ とは欠かすことが出来ません。生きていればこの世で、死んだ先は御国で、声の 限り褒めましょう、愛したもうイエス様。 祝福を祈ります。