今日の聖句 4月4日(土) あなたは、あなたの神、主の聖なる民である。主は、地の面のすべての国々の民 のうちから、あなたを選んでご自分の宝の民とされた。 申命記14:2 わたしは父から出て、世に来ました。もう一度、わたしは世を去って父のみもと に行きます。 ヨハネ16:28 ************************************** 今週のテーマ:苦難の主 きょうの聖書:ルカ23:44-56 ルカの福音書23章55節 ガリラヤからイエスといっしょに出て来た女たちは、ヨセフについて行って、墓 と、イエスのからだの納められる様子を見届けた。 「埋葬」 イエス様は最後に「父よ。わが霊を御手にゆだねます」こう言って、息を引き取 られました。ここに登場するヨセフは、ユダヤ人の裕福な議員で、密かなキリス トの弟子でした。男性の弟子たちはヨハネ以外は逃げ去ってしまいましたが、女 性たちとこのヨセフはイエス様の遺体を気遣っていました。 ヨセフはピラト総督に願い出てイエス様の遺体の下げ渡しを許可され、あらかじ め造ってあった自分の墓にイエス様を埋葬したのです。女性たちはヨセフについ て行ったので墓の位置を確認できました。だから、日曜日の朝早く一番先に復活 したイエス様に会うことが出来たのです。 ヨセフは議員という立場もあるので公然とイエス様を支持する発言は出来ません でした。しかし、議会のイエス様死刑決定には同意はしませんでした。女性たち も当時の社会の仕組み上、議会や総督の前での発言は出来ませんでした。ところ が、このヨセフと女性達がイエス様の埋葬という大きな役目を果たせたのです。 私たちもクリスチャンとしてイエス様のために十分な働きが出来てないと感じる ことがあります。マタイ伝5章の5時の雇われ人の例からも、神様は私たちに神 様への奉仕の機会を備えてくださいます。今できていなくても神様は私たちの出 番を用意していてくださいます。呼ばれたときには信仰を持って仕えさせて頂き ましょう。 祝福を祈ります。